
2021.10.21
日々、家でご飯を作っている皆さん、最近メニューのマンネリ化や、ネタ切れに悩んでいませんか? じつはそれ、コロナ禍の影響かもしれません。
影響1)買い物を控え、まとめ買いするようになった
感染を避けるため、なるべく買い物頻度を減らしてまとめ買いしたり、生協などの宅配を利用する人が増えました。そのため、いま家にある食材の中からメニューを組み立てる必要が出てきました。
影響2)家で食べる回数も人数も増えた
外食や会食を控えるようになったぶん、家で食べる回数がアップ。さらに、テレワークになったり、子どもが休校・休園になったりと、平日の昼食まで家族分の食事を作らなければならないケースも。頻度が増えた分、メニューがマンネリ化しがちに。
このように、コロナ禍になってから、「あるもので献立を決め、かつ、マンネリ化させない」という、非常に高度な料理スキルが求められるように……(涙)。
解決の糸口は「うちの定番食材」にアリ!
日々のメニュー決めに悩んだら、まずはいつも冷蔵庫に入っている「うちの定番食材」はなにか考えてみましょう。大根? 白菜? 豆腐? 鶏もも肉? いつも買うということは、使い勝手がよく、家族みんなが好きな食材だということ。それを主軸とし、その定番食材のレパートリーを増やすのです。目についた食材から行き当たりばったりに献立を考えるより、ぐっと効率がよくなりますよ。
レパートリーを増やすのにおすすめなのが、「食材別」のレシピブック。ネットでレシピを材料検索すればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、たとえば「大根」で検索すると、ぶり大根のレシピがいっぱいヒットして、どれを作っていいか迷うことに。レシピブックには一冊の本としてまとまっている、アナログのよさがあるんです。
おうちごはんが増えて作る側は大変になりましたが、家族の時間が増えるといういい面も。せっかくの家族団らんを楽しむためにも、料理は効率よく進めたいものですね。
(『うちの定番食材レシピ 〇〇あったら、これつくろ!』シリーズより
)
まんが/tomekko 文/編集部・清 繭子
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