旬の
『じゃがいも』を揚げて食べる……。
シンプルだけどこの上ないぜいたくですよね。
今回は、じゃがいものフライをワンランク上のおいしさに引き上げるレシピをご紹介!
東京 代官山の洋食KUCHIBUEシェフ・坂田阿希子さんに教わりました。
大きなポイントは2つ!
それではどうぞご覧ください。
●『じゃがいものパン粉フライ』
材料(2人分)
じゃがいも(メイクイーン)……2個(約300g)
〈ころも〉
小麦粉……適宜
溶き卵……1個分
パン粉(乾燥)……適宜
〈揚げ油〉
ラード……250g
サラダ油……250g
塩
ウスターソース
【作り方】
(1)じゃがいもはよく洗って皮つきのまま鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて強火にかける。沸騰したら弱めの中火にし、竹串がすーっと通るくらいまで15分ほどゆでてざるに上げる。ふきんで包んで皮をむき、乱切りにする。
(2)パン粉を保存袋に入れ、袋の上からめん棒をころがして細かくする。じゃがいもに小麦粉、溶き卵、パン粉の順にころもをつける。
(3)フライパンに揚げ油の材料を入れて高めの中温※に熱する。(2)を入れ、こんがりするまで3分ほど揚げる。器に盛って塩適宜をふり、ウスターソース適宜をかける。
※180℃。パン粉を少量落とすと、すぐにシュワッと音を立てて広がる程度。
ポイントの1つ目は、
パン粉!
乾燥のパン粉をさらに細かくして使うことで、油切れがよく、軽やかでサクサクした食感に仕上がります(しかも時間がたってもサクサク!)。
この作業は、フードプロセッサーで行ってもOKです。
ポイント2つ目は、
ラード!
揚げ油の半分をラードにすることで、風味よく、からりと揚がります。
2つのポイントで、おいしさマシマシ!
シンプルなじゃがいものフライだからこそ、普段のフライとの違いを実感しやすいんです。
この『じゃがいものパン粉フライ』の魅力を、もっともっと知りたいというあなた!
先日行われたオレンジページのインスタライブでは、坂田さんが『じゃがいものパン粉フライ』と『フレンチフライ』の2品を披露してくださいましたよ!
アーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。ぜひぜひチェックしてみてくださいね♪
(『オレンジページ』2021年9月17日号より)