スーパーや八百屋さんで店頭に並び始めた
とうもろこし。みなさん、どんなふうに食べていますか?
シンプルに蒸しとうもろこし? こんがり焼いて香ばしく……?
いえいえ、今年はぜひ、
揚げてみませんか。

最小限のころもで粒をつなげる、
〈とうもろこしだけのかき揚げ〉は、さくさくの食感といい、口中に広がるとうもろこしの甘みといい、
手作りならではのおしいさ! しかも、フレッシュなものでしか作れないので、まさに旬の
今しか味わえないごちそうなのです~。
とうもろこしを揚げるとなると、「油がはねるのでは?」と心配ですよね。
大丈夫、
油はねを防ぐ下ごしらえがあるんです!
身の表面に包丁の刃先で、根元から穂先に向かって縦に1列ずつ、スーッと
切り込みを入れること。ごく浅くてOKなのでラクチンです。こうすると水分の逃げ道になり、身が破裂しづらくなるんですよ。

この下ごしらえを終え、粒をしんから切りはなしたら、ころもをからめます。ころもは
小麦粉+水+溶き卵。写真のように、
粒どうしがギリギリくっつくくらいが目安です。これで、まるでとうもろこしそのものを食べているかのような、軽やかなかき揚げに!

さぁ、あとはそっと油に入れて固まるまで揚げるだけ。
むやみにさわらないこともポイントです。じっと待っていたら、油にコーティングされてちゃーんと固まるので安心してください。

揚げたてに塩をパラリとふってめしあがれ。
こどものおやつに、オトナのおつまみに、最高の一品! 家族で取り合いになること間違いなし、のハマるおいしさです!!
この夏は、
〈とうもろこしだけのかき揚げ〉で旬のおいしさをとことん堪能してくださいね。
(
『楽しく食べれば、生きるチカラが身につく! こどもオレンジページ No.3』より)