2020.12.05
「家族にもっと野菜を食べさせたい」「夫や子どもが野菜が苦手。どうしたら……」などのお悩み、よく聞きます。
「いちばん大事なのは、楽しく食べること!」と話してくれたのは、中学1年生の野菜ソムリエ、緒方湊(おがたみなと)くん。
8歳のとき、当時最年少で野菜ソムリエの資格を取得、翌年野菜ソムリエプロに合格した、スーパーキッズの湊くん。豊富な知識とわかりやすいていねいな解説は、まさに「野菜のプロ」。
そんな湊くんが、「野菜と仲よくなるコツ」を教えてくれました。
●その1●
苦手と感じる野菜は、いろいろな品種や食べ方にトライしてみる
今は野菜の種類が豊富。例えばピーマンの苦みが苦手なら、苦みの少ない「こどもピーマン」を食べてみたり、トマトの柔らかい食感が苦手ならゼリー感の少ない「アイコ」を食べてみたりすることで「あれ? 意外においしい!」と認識が変わることもあるそう。
また、好きな肉と合わせたり、生で食べていたものを加熱調理することで自然に食べられるようになることもあるのだとか。
じつは、湊くんのお父さんは野菜がちょっと苦手。お父さんに野菜を食べてもらいたい! と湊くんは、家で切り方や味つけなどをあれこれ工夫して料理もするそう。その甲斐あって、お父さんはだんだん野菜嫌いを克服できそうなのだとか!
●その2●
野菜を育ててみる
「収穫したての野菜を食べるのが楽しい!」と湊くん。「スーパーに並んでいる野菜がどんなふうに育ってきたのか、いったいどんな花が咲くのかを見たい、知りたい」と近所の畑を借りて始めた野菜作りにはまり、今では自宅の庭を菜園に。
↓
かなり本格的! ふだんなかなか見かけない珍しい野菜も育てているそう。自分で育てて収穫した野菜は格別の味になりそうですね。
ご両親の温かい応援とサポートのもと、自分の好きな道をのびのびと進む若き野菜ソムリエ・湊くんに、たくさんのパワーをもらいました。
最後に湊くんに1つ質問! 野菜が苦手な子にこそチャレンジしてもらいたい野菜はありますか?
「いろいろあるんですが、1つあげるとすると、ヤーコン! 僕のいちばん好きな野菜です」
「なじみのない野菜かもしれませんが、生で食べると梨のように甘くて、食感はシャキシャキ。きんぴらにしたりハンバーグに入れたりするほか、デザートとしても食べられます」(湊くん)※手に持っているのがヤーコン
わ~。おもしろい野菜があるんですね。貴重な情報をありがとうございました!
気付くと野菜をよけて残している我が子にも、野菜の魅力を伝え、好きになってもらいたいものです。
撮影/緒方 智 文/編集部・和田有可
(こどもオレンジページ No.2』より)
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