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コンポスト、知っていましたか? 使っていますか?

2020.10.24

今回は、2020年10月にサロンWEBで実施した「ポチッと投票: コンポスト、知っていましたか? 使っていますか?[オレペコンポスト活動記]より、投票結果を一部ご紹介します。

 

コンポストを知っていましたか? 自宅で使っていますか?

23.3%の人が、「コンポストを自宅で使用中/以前使用していた」と、利用者が意外にもたくさんいらっしゃいました。また、「言葉は知っているが、使ったことがない」と回答した人が68.9%と、知ってはいるが実践まで至っていない人がたくさんいらっしゃいます。

今回の調査では、みなさんからさまざまなご意見も寄せられましたので、ここで一部ご紹介します。※お名前はサロンWEBニックネームです。

●使ってみたい

生ゴミを有効に使えそうなので使ってみたいです。(yuniさん)

・使ってみたいと思うのですがマンションでは大きすぎるのです。もう少しオシャレなコンパクトサイズがあればいいなと思っています。(美凛(よしりん)さん)

・分譲マンション。どんなにバルコニー広くても「共用部分」と見なしコンポストはNG。
気密な家の中で虫や匂いの問題解決するなら検討したいです!(瞹ヴァイオリン♪ さん)


●使ってます

・コンポスト2つ使っています。1つはもう20年余り前から、もう1つは買い増ししたもので、それでも10年ほどになります。台所から出る生ごみの多くがここに入って堆肥化したら家庭菜園の肥料になっています。(葉葉葉葉さん)

・夏野菜は野菜クズがたっぷり出ますが、コンポストに入れてしばらくすると土に還っています。その土を肥料にして作る野菜は美味しいです。(ゴロウさん)

・段ボールコンポストを5年、今年からバッグ型を使っています。よくなかったことはありません。よかったことは、生ごみの腐敗臭から解放されること、ゴミが出なくなったこと。土や食べ物だけでなく、水や虫なども含めた循環を感じられること。ダンボールの時はお友達に紹介してもあまり関心持ってもらえなかったのですが、バッグ型にしてから、周りの人もこぞってコンポストを始めていて、驚いています。(maco1227さん)

 

******

最近、さまざまなメディアでも取り上げられている「SDGs(持続可能な開発目標)」。みなさんも一度はこの言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
実は、SDGsの掲げる目標は食に関わるものが多く、日々のくらしのなかでできる取り組みもたくさんあります。例えば、生ごみは90%が水分と言われ、燃やすためにはより多くのエネルギーを要します。生ごみの排出を減らすことでCO2の削減につながり、SDGsの目標のひとつ「気候変動に具体的な対策を」達成の一歩となります。

 

そこで、オレンジページでは9月から、「コンポスト」を社内のキッチンに設置。ゴミを減らし、たい肥として活用するべく運用を始めました。編集部の試作で出た生ごみを、新聞紙の上で水分を取ってから重量を量り投入をはじめています。

ほぼ毎日、500g前後の生ごみを投入。分解が進んでいるかなど、混ぜながら、生ごみの様子や臭い、虫の発生、温度なども細かく記録をしています。

オレンジページサロンWEBでも「コンポスト活動記」をご紹介しています。
ぜひご覧ください!

*** 「コンポスト」とは? ***
生ごみから「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のこと。
一般家庭で出る「燃えるゴミ」の約4割は、生ごみが占めています。循環型社会への取り組みとして再注目され、各地に広がっています。

 

※「オレンジページサロンWEB」は、読者とオレンジページがいっしょになって、みなさんのくらしが豊かになる「ヒント」を考えていくwebコミュニティです。
文/くらしデザイン部

 

 

 

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