
2020.06.01
これからが旬のとうもろこし。緑の皮をむき、生ならではのみずみずしい実を味わうのが夏の楽しみですよね。
そんな生のとうもろこしを食べるときに【先端のひげ】、捨ててしまっていませんか?
じつはひげには、食物繊維、カリウム、ポリフェノールなどの栄養が含まれているので、捨てるのはもったいない! とくに緑の部分は柔らかくて食べやすいので、ぜひ捨てずに食べてほしいんです。
おいしくひげを食べるなら、定番の「バターコーン」にするのがおすすめ!
ひげの茶色い部分を除き、ざく切りにして加えれば、シャキシャキ食感が楽しく、かむうちに深い味わいが出てきます。
また、とうもろこしの実には、炭水化物、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどの栄養が含まれており、バターの脂といっしょに摂ることで、ビタミンEの吸収率もアップ!
ちなみに、身をとるときに包丁でそげば早いですが、そうすると栄養豊富な実の根元の「胚芽」まで削れてしまうことに……。そこで、おすすめの実の取り方をご紹介します。
【1】
長さを半分に切って端を数粒とり、菜箸の頭(あれば天そげ)で押して1~2 列をはずす。
【2】
実をはずした場所の隣の列を親指でぐいっとむしり、根元の胚芽ごと取る。
旬のとうもろこしは栄養豊富。ぜひ「ひげ」や「胚芽」まで、おいしくいただきましょう!
監修/野菜の栄養ロスを防ぐ会 料理/八木佳奈 撮影/sono(bean) 文/編集部・堀部
(『オレンジページ』2020年6月17日号より)
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