
2019.12.11
真っ黒な見た目と、焦がした調味料の香ばしさが魅力の『黒炒飯』。
中国のおしょうゆ(たまりじょうゆのようなもの)を使ったものが多いので、“おうちで作る料理”というより、“外で食べる料理”という認識のほうが強いかもしれません。
しかし、あきらめることなかれ。身近な食材や調味料を使ってひと工夫すれば、おうちでもおいしいアレンジ『黒炒飯』を作ることができるんです!
オイスターソースと焦がしじょうゆで、香りとこくが自慢のこーんなメニューや……、
のりのつくだ煮と焦がしじょうゆ、桜えびを使った、うまみたっぷりのこんなメニューも!
ちょっとしたアレンジで、お店にも負けない一皿が楽しめますよ。
今回はそんななかから、見た目も真っ黒な『ひき肉とにらのごま黒炒飯』のレシピをご紹介。香ばしい黒ごまと、焦がしたおしょうゆがマッチした最高の一品です。
ではではさっそくご覧ください!
●『ひき肉とにらのごま黒炒飯』
材料(2人分)
温かいご飯……どんぶり2杯分(約400g)
豚ひき肉……100g
しめじ……1/2パック(約50g)
にら……1/4束(約30g)
黒すりごま……大さじ4
サラダ油
しょうゆ
粗びき黒こしょう
(1)しめじは石づきを切り、長さを3等分に切る。にらは小口切りにする。
(2)フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、ひき肉を入れてほぐしながら2〜3分炒める。しめじを加えてさっと炒め合わせ、ご飯を加えて、木べらでフライパン全体に手早く広げ、切るように炒める。
(3)全体がぱらぱらになってきたら、黒すりごまをふり入れて炒め合わせる。ご飯を端に寄せ、フライパンのあいているところにしょうゆ大さじ1と1/2を入れる。しょうゆが煮立ったら、全体が色づくまでさっと炒め合わせ、粗びき黒こしょう少々を加えて混ぜる。にらを加えてひと混ぜし、火を止める。小さめのボールの内側にサラダ油を薄く塗り、ご飯を1/2量ずつ詰めて器をかぶせ、かるく揺すって裏返す。
うん! 具材はシンプルだけど、そのぶんおしょうゆと黒ごまの香ばしさが際立ってウマ~! にらが入っていてパンチがきいているので、見た目の真っ黒さ負けない、パワーの出る一皿になっています。
調味料も、具材も、本当にふだんから使っているなじみのあるものばかりでうれしい! さっそく今夜にでも作って、その見た目と本格的な味で家族をびっくりさせちゃおっかな!
おうちで本格『黒炒飯』、ぜひ試してみてくださいね。
料理/重信初江 撮影/原ヒデトシ 文/編集部・持田
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