2019.06.27
タピオカミルクティーやかき氷、豆花(トウファ)など最近台湾スイーツが人気。甘いものもいいですが、僕が愛してやまない台湾グルメが「干し豆腐」★。
中国でも食べられていますが、無理やり台湾つながりにしたかったのでご容赦ください。お店ではシンプルな冷菜として出されることが多く、必ず頼んでしまいます。
家でも作りたいけど、そのへんで買える素材ではないし、通販もちょっと面倒。
「干し豆腐をおうちで食べたい」こんなささやか願いも叶わない人生なのかな、と落ち込んでいたところ、普通の豆腐で似たようなものが作れるという、耳寄りな情報が。
その正体が「押し豆腐」! 木綿豆腐に重しをのせて水分を抜くから「押し」豆腐。
これで干し豆腐にかなり近い、堅めの食感が実現できるのです。
詳しい作り方はこちら。
【ほどよい弾力がくせになる! 押し豆腐】
1. 豆腐をペーパータオルで包む
バットに厚手のペーパータオルを敷いて木綿豆腐1丁(約400g)をのせ、ペーパーを内側に追って包む。
2. 重しをのせて冷蔵庫で水きりする
もう1枚バットを重ね、500ml入りペットボトルを2本のせ、冷蔵庫に8時間以上置く(できれば途中で一度ペーパーを替える)。
驚くほど水が出てくるので、ペーパーを替えたほうがより効率的に水切りできます。ペットボトルは転がらないよう、平らなタイプで。僕は大好きな午後ティーを飲んでから水を入れて使っています。
この押し豆腐、そのままめんつゆなどをかけて食べても美味しいですが、ぜひ台湾(中華)料理屋さんの前菜風の一品も作ってみてください。
【押し豆腐ときくらげのあえもの】
▼材料(2人分)
押し豆腐(上記参照) 1/2丁分
きくらげ(乾燥) 3g(約大さじ1)
ねぎ 1/3本(約30g)
ザーサイ(びん詰) 20g
〈合わせ調味料〉
しょうゆ、ごま油 各小さじ1
砂糖 小さじ1/3
ラー油 小さじ1/4~1/3
▼作り方
1. 材料の下ごしらえをする
きくらげは袋の表示通りにもどす。堅い部分があれば取り除き、食べやすくちぎる。ねぎは斜め薄切りにする。ザーサイは粗く刻む。押し豆腐は長さ5cm、7~8mm角の棒状に切る。
2. 合わせ調味料を作り、野菜と押し豆腐を加えてあえる
ボールに合わせ調味料の材料を混ぜ、きくらげ、ねぎ、ザーサイを加えてあえる。押し豆腐を加え、くずれないようそっと混ぜる。
この他、豚肉と一緒にオイスターソースで炒めても美味しいです。
夏と冬は豆腐の消費量が増えるとか。冷奴に飽きたら(飽きなくても)、「押し豆腐」をぜひお試しください。
料理/重信初江 撮影/野口健志 スタイリング/西崎弥沙 文/編集部・小松
(『オレンジページCooking 2019夏』より)
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