
2019.05.29
暑い日に食べたくなる、冷やし固める系のおやつ。まだ夏本番じゃない、これくらいの時期におすすめなのが「きな粉牛乳プリン」です。きな粉の香ばしい風味と黒みつのこくが初夏にぴったりで、はまるおいしさ。上手に作るポイントはたったの2つ。それも、誰でもできる手法です!
材料は、きな粉、グラニュー糖、サラダ油、牛乳、粉ゼラチン、仕上げの黒みつ。
下準備として、粉ゼラチンを水でふやかしておきます。
まず、きな粉とグラニュー糖を小鍋に入れて混ぜ、サラダ油を加えて混ぜます。牛乳を少しずつ加えて、よく溶き混ぜます。
鍋を中火にかけ、ゆっくり混ぜながら温めます。まわりがふつふつと煮立ってきたら、火を止めて。ふやかしたゼラチンをちぎって加え、よく混ぜて溶かします。
さて、ここからが上手に作るポイントです!
耐熱のボールにざるを重ね、プリン液をこしながら入れます。これをすることで、とってもなめらかな仕上がりに。
そして、もうひとつのポイントがこちら!
耐熱のボールよりもひとまわり以上大きなボールに氷水を入れます。耐熱のボールの底を氷水に当てて冷やしながら、とろみがつくまで15分ほど、ゴムべらでゆっくりと混ぜてください。
このひと手間で、冷やし固めたときにきな粉がボールの底に沈殿したり、表面に浮いたりせず、均一にきな粉が混ざり、舌触りのよいプリンになるんです!
とろみがついたら、氷水からはずし、ラップをかけて冷蔵庫へ。2時間冷やし固めれば完成です。
好みの形に切り込みを入れて器に盛り、黒みつをたっぷりかけてどうぞ。
料理/ムラヨシマサユキ、撮影/高杉 純、文/編集・稲垣
(『オレンジページ』2019年6月2日号より)
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