
2019.04.27
記念すべき大連休。10日間もあると、ときにはの~んびり一日、家で過ごす日も作りたいですよね。
でも、家族で出かけずにいると、じつはけっこう食事作りが大変。「3度も食事を作ると、休んだ気がしない!!」という、ごはん担当の叫び声が聞こえてきます…。そんなときは思い切って「一日2食」を実践するのはいかがでしょうか?
お手本にしたいのは、人気料理家・藤井 恵先生の休日の朝ごはん。
藤井さんの「休日朝ごはん」のルールは
◆緑の濃い野菜
◆発酵食品の納豆やみそ
◆海草やきのこなどの食物繊維
◆たんぱく質
をバランスよく食べること。
小皿におかずをいろいろ並べ、まるで旅館の朝ごはんのよう。栄養的にも見た目も大充実だから、お腹も心も満たされますね♪
一見大変そうに見えますが、実は青菜やきのこなどはストックおかずを利用するから、案外パパッとできるとか。
こちらは青菜ストック。
菜の花やブロッコリーなどは、買ったらその日のうちに塩ゆでします。密閉容器に入れて、冷蔵庫で3~4日保存可能。
こちらはきのこを数種類を合わせた酒蒸し。汁ものやあえものに手軽に使えて便利です。
▼材料(作りやすい分量)
好みのきのこ(まいたけ、しめじ、えのきなど) 合わせて400g
塩 少々
酒 大さじ2
▼作り方
1.きのこを食べやすく切る
石づきや根元、堅い部分を切って食べやすく切る。
2.酒蒸しにする
フライパンにきのこを広げて入れ、塩と酒をふり、ふたをして中火にかける。蒸気が出てきたらふたを取り、混ぜながら汁けがなくなるまでいりつける。さめたら密閉容器に入れ、冷蔵庫で4~5日保存可能。
「朝これだけしっかり食べると、昼食を抜いても全く気にならないんです」と、笑顔で語る藤井さん。
夕方には気持ちよくお腹が減るので、早めに晩ごはんをスタート。少し明るいうちから始める晩酌は、お休みの日ならではの、贅沢なひとときだとか。
「休日は2食」のメリットはラクチンなだけではありません。食べ過ぎないことで、からだの調子がよくなり、太りにくくなったそう!ゆったり過ごせて、キレイになれるなんて最高の食事術かも。
レジャーで疲れたからだや胃腸にもやさしい、大人の休日の賢い過ごし方。このGWから、さっそく参考にしたいですね。
料理/藤井 恵 撮影/新居明子 スタイリング/阿部まゆこ 文/編集部・谷本
(『オレンジページCooking 2019春』より)
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