
2023.03.21
今の時期、スーパーでもちらほら見かける「生のたけのこ」。
水に漬かっていたり、メンマになって瓶に入っている方とは仲良くやってきましたが、昔話に出てくるような皮に包まれた方とはどう付き合えばよいのやら……何年もチラチラと見ては華麗にスルーしてきた存在です。
たけのこ……2本(約800g)
米ぬか※……ひとつかみ(※米ぬかがない場合は、水の代わりにたっぷりの米のとぎ汁を使ってゆでる)
(1)
たけのこはよく洗って土を落とす。根元の堅い部分を薄く切り落とし、皮を4~5枚むく。穂先の堅い部分を斜めに切り落とし、切り口から縦に1本深く切り込みを入れる(切り込みを入れると、中まで火が通り、加熱ムラ防止に!)
(2)
口径25cmくらいの鍋にたけのこと、かぶるくらいの水を入れ、米ぬかを加えて、中火にかける。煮立ったら弱めの中火にし、落としぶた(鍋の口径よりひとまわり小さい金属製のふたや平皿でも代用可能)をして50分~1時間ゆでる(長時間ゆでるので、水がたっぷり入る鍋で作ったほうが、あとから水を足したりしなくてよく、ラクなんだそうです)。
清潔な保存容器に水とともに入れ、冷蔵庫で保存する。毎日水を替えながら冷蔵で3日間保存可能。
時間は必要ですが……ゆでるだけなので、意外とかんたんですし、自分で作ったゆでたけのこは、食感もおいしさも格別! 待ったかいがあります!
飛田さんのお宅では、ゆでたたけのこを焼き網(または魚グリルでも)で焼いて、しょうゆ漬けにした山椒の実をちょこっとのせていただくそう。
日本酒や、白ワインにも合いそうですよね。
もちろん、炊き込みご飯も作るそうですよ。今年ははりきって、ゆでたけのこ、おすすめです!
料理/飛田和緒 撮影/高杉 純 文/編集部・小林
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