
2019.03.11
毎日の食器洗い、少しでも楽にしたいですよね。
とくに困るのは、ベタベタの油汚れやこびりつきなど。
そんなとき頼りになるのは、掃除でもおなじみの「重曹」です。
理学博士の齋藤勝裕先生によると、油汚れは酸性のため、弱アルカリ性の重曹によって中和分解されて落ちやすくなるのだとか。
また、たんぱく質を分解する作用もあることから、たんぱく質がこびりついた汚れにも強いそうです。
重曹使いその1「頑固にこびりついたカレー鍋」
こびりついていても、水と重曹を入れて火にかければ、発泡の力で汚れが浮いてきます。
鍋の半分の高さまで水を入れ、重曹を大さじ1~2を加えます。ふたをしないで火にかけ、沸騰したら※火を止め、さめるまで放置。あとはスポンジでこすればスルッと落ちます。
※沸騰すると吹きこぼれやすいので注意!
重曹使いその2「脂まみれの皿」
肉の脂がべっとりついた皿は、重曹+洗剤ですっきり!
食器洗い用洗剤をつけたスポンジに、重曹をふりかけて洗うだけ。重曹の汚れ分解効果+クレンザー効果でさっときれいになります。
毎日面倒に感じる食器洗いが、重曹を使うことで少しラクになりそうですね。
ぜひお試しください。
(『オレンジページ』2019年3月17日号より)
イラスト/村瀬綾香 文/編集部・南齋
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