
2018.12.07
家飲み好き、ビール好きの編集担当Fです。
「#ビールビール」を合言葉にしているこの連載ですが、じつは、白ワインもかなり好きです。もっぱら、800円前後のデイリーワイン専門。気軽にごくごく飲めるし、新しいものを試すにもちょうどいい値段だなと思います。
「ワインはラベルが好きかどうかで決めていい!」という文章をどこかで読んで以来、おおいに納得して実践しています。品種や産地に詳しくなくても、「パッと気が合うラベル」ってありますよね。最近は、かわいい動物ラベルのものが多いので、ズラーッと並ぶ売り場のなかで、動物を目印に探せるのがうれしい♪ よく飲んでいるものを思い出してみても、アルパカ、ねこ、シカ、キリン、キツネなど動物ざんまいです。
そして、白ワインをだらだら飲みたいとき、いちばんよく作るつまみはディップ。たいして腹ペコでもなく、お酒に合うものをちびちび食べたいな~という気分のときにぴったり。以前ご紹介した豆腐クリームもそうですが、ツナ缶、さば缶、アボカドなどのディップもよく作ります。
長~い前置きでしたが、そんなわけで今、いちばん気にいってるディップが、この「とろーんマッシュポテト」。ミルク多めでゆるく作れば、マッシュポテトっていいディップになるんですよね~。
とろん。
とろーーん!
「とろーん」の理由は、もちろんチーズ。マッシュポテトの中にピザ用チーズ、表面には粉チーズをふって、ダブルづかいしています。これはもー、ワインを飲むしかない!!
とろーんマッシュポテト(テキトーレシピ)
1
じゃがいもをレンチンし、つぶす
2
牛乳、ピザチーズ、塩を混ぜ、再びレンチン!
3
オイル、粉チーズ、こしょうを好きなだけかける
じゃがいもは、「皮をむいて切ってゆでる」というのがちょっとめんどうなので、皮ごとラップで包んでレンチンしてしまいます。温まると空気が膨張するので、ラップはかなり余裕をもってふーんわり包んで。今回はじゃがいも1個で作りますが、1分30秒加熱したら、上下を返してさらに1分30秒。一気に3分かけてもいいんですが、いものように水分が少ない素材は、どうしても加熱ムラができやすいので、このほうが安心です。
チンしたら、ラップの上から竹串を刺してみて。中心まで抵抗なくプスーッと刺さったらOK。そのまま、手でさわれるくらいまでさまします。
そして、ここが今回の【気持ちいいプロセス】。
ぐしゃっ。
ボールの底で押しつぶすんです。
こうすれば、皮をむくとっかかりがいっぱいできて、むくのがうんとスムーズになるんですよ~。
あとは、ボールに移してフォークでよーーくつぶし、様子をみながら牛乳を加えてゆるめに溶いていきます。フォークではうまくすくえないような、ゆるゆる具合が目安(今回は牛乳1/3カップ)。そして、ピザ用チーズをかるくひとつかみ(30gくらい)、塩少々を投入。
最後にもう一度、ラップなしで1分30秒レンチンしたら終了です。
このディップ、私はハンバーグのつけ合わせとして作ることもあるんですが、コンロがふさがっているときに、レンチンでできるのもいいところ。仕上げたら、ボールにラップをかけて保温しながらスタンバイしておくと便利です。
ちなみに、私のようにだらだらと永遠に飲みつづける人は、途中でさめてポテトが固まってしまうかも。そんなときは、牛乳をすこーしたしてレンジで温めれば、何事もなかったかのように「とろーん」が復活します。心おきなく、のんびり飲んでくださいね~。
撮影・文/編集部・藤井裕子
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