
2018.10.30
「毎日何か特別なことをしていたわけでもないのに、気がついたらもう夕方」
「やりたいことの半分もこなせてないのに、1日が終わってしまう……」
こんな悩みを抱えているなら、手帳をつけることを習慣にしてみてはいかがでしょうか?
予約のとれないライフオーガナイザーとして大活躍の鈴木尚子さんは、かつて専業主婦のころ、何もしていないのに夕方になってしまうことにいらだち、家族に当たる日々を送っていたと言います。
そんな彼女が変わったのは、手帳をつけはじめるようになってから。
最初は日々のやることリストを書き出すことからスタート。手帳に慣れてきてから、徐々に目標設定もプラスするように。
そして、書き始めてから目標を立てるだけでは、実現性が低いことに気づくようになったそう。
大事なのは、「目標を立てるだけで終わらせないこと」。そして、考えたのが「目標を実現するためにはどうすればいいのか」までを書き込むことでした。
たとえば、「家族で出かける」を目標にするなら、より具体的に「家族で月1回おいしいものを食べる」と書き込みます。
「睡眠時間を確保する」を目標にするなら「睡眠時間を7時間確保する。そのためにはスマホを見るのは10時まで」とより具体的に考えるようにします。
目標だけを立てることは簡単ですが、三日坊主で終わりがち。でも、「そのために実行すること」を書くことで、より実現性が高くなってきます。
最初は書くのがめんどうと感じるかもしれませんが、書きはじめると案外楽しい時間になるはず。
来年の手帳がずらりと並ぶこの時期だから、あなたも手帳習慣をスタートさせてみては? 小さな目標を積み重ねることで、1年後に自分の願うよりよい生活が送れていることに気づくはずです!
監修/鈴木尚子 文/編集部・井上
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