
2018.08.01
健康寿命を大きく左右する「腸」。便秘を予防・改善して、腸内環境を整えておくことが大切です。そのためにはきつすぎない運動も有効。
胃腸の名医である江田クリニックの江田証先生は、「軽い運動は、自律神経のバランスを整えることで、腸の動きを良くします」と語ります。ダイエットや筋力アップ効果などで今話題のスクワットですが、便秘解消にも効果があるのですね。
さらに江田先生は、「スクワットで筋肉が伸び縮みするときにスパークというたんぱく質が放出されます。スパークには、がんのもとになる細胞を死滅させ、大腸がんを予防する働きがあります」とも。大腸がんの予防にもつながるとは驚きです。
とはいえ「本格的なスクワットは難しい」…という人も多いのでは。
でも大丈夫! 腰を少し落とすだけの「マイルドスクワット」でも効果があるので、ぜひ毎日の習慣に!
イラスト/赤池佳江子 撮影/田辺エリ 文/編集部・今田
(『おとなの健康vol.8』/オレンジページ刊)より
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