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仕事に行きたくないとき、思ってなくてもある言葉を言ってみて/脳神経外科医が解説!

2025.05.16

休み明けは仕事や学校に行くのがゆううつで、やる気が出ないという人は多いのではないでしょうか? そこで、脳神経外科医の菅原道仁先生に「やる気を出す方法」を科学的にアドバイスしていただきました。

【お悩み】
休み明けは、気分がゆううつ。仕事をする気が起きません。

どうして休み明けってこんなにやる気が出ないのでしょうか。起きた瞬間、「また仕事かあ……」と気分がゆううつに。体が重だるく、頭がボーッとします。スムーズに仕事モードに切り替えるにはどうすればよいでしょうか?

【処方箋1】
思っていなくても、「ワクワクする!」と声に出して言ってみる

「仕事をしたくない」「学校に行くのがめんどくさい」と思ったら、うそでもいいので「ワクワクする!」「楽しそう!」と繰り返し声に出して言ってみてください。マンガ「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空が、強敵が現れるたびに「オラ、ワクワクすっぞ!」と言ったように。言葉を耳で聞くことで聴覚に働きかけ、脳は「ワクワクできそうなこと」「楽しそうなこと」を探しはじめるようになります。

【処方箋2】
週末の寝だめ&ゴロゴロはNG。体を動かして脳を活性化!

週末にふだんより長く寝てしまうと、体内時計が乱れて脳内のホルモン分泌が阻害されてしまいます。休み明けに脳のパフォーマンスを最大限にするには、休日にあえて体を動かす「アクティブレスト=積極的休息」をとるのがおすすめ。ウォーキングやヨガ、ストレッチなど軽い運動を行うことで、脳の血流量がアップ。ホルモン分泌を促すとともに、脳疲労を軽減することがわかっています。

【科学コラム】
やる気が起きないときは、音楽の力を借りる

音楽には、うつうつとした気分を変え、集中力を高める効果大。実際、多くのアスリートが試合前にアップテンポな曲を聴き、リズムやビートに乗って心拍数を上げることで体を試合モードに切り替えています。なかなか作業にとりかかれないとき、休み明けでやる気が出ないときは、「これを聴くとテンションが上がる」と感じる曲を聴いて気分を盛り上げましょう。


土・日曜が休みという人は、ぜひこの週末に、「アクティブレスト=積極的休息」を実践するなどして、「やる気レス」から抜け出してください。

教えてくれたのは……

菅原道仁さん

脳神経外科医。菅原脳神経外科クリニック院長、菅原クリニック 東京脳ドック理事長。現在は、頭痛、めまい、もの忘れ、脳の病気予防の診療を中心に行う。『すぐやる脳』(サンマーク出版)など著書多数。

監修/菅原道仁 イラスト/いいあい 原文/太田順子 文/編集部・春日

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