子どもの成長とともに使わなくなったぬいぐるみやゲームなどのおもちゃ。
捨てるのはためらうし、誰かに譲りたい気持ちはあっても、タイミングや相手が見つからないまま……。
そんなときにこそ知っておきたいのが、片づけのプロ・古堅純子さんに教わる「おもちゃの手放し方」。
大切な思い出と心地よくさよならするヒント、きっと見つかるはずです。
使わないおもちゃは〈寄付〉して手放す

おもちゃの手放し方のひとつに、〈寄付〉という選択肢があります。手間や費用がかかることもありますが、誰かの役に立つ喜びを感じられる方法です。
おもちゃはそのまま、日本や海外の子どもたちの手に渡り、活用されます。
●おもちゃバンク
国内でおもちゃを必要としている施設や団体に必要なおもちゃを寄付する活動を行っている。
https://toy-bank.org/
●NPO法人ワールドギフト
おもちゃやランドセル、ぬいぐるみなど「まだ使える不要品」を再利用し、途上国支援に役立てている。
https://world--gift.com/
しっくりくる手放し方を知っていれば、片づけはもっとやさしい時間に。
人の役にも立ち、自分の気持ちも整う。寄付という選択肢も、ぜひ視野に入れてみてくださいね。
教えてくれたのは……
古堅純子さん
幸せ住空間セラピスト、整理収納アドバイザー。5000 軒以上のお宅を訪問し、独自の古堅式メソッドを確立。快適な住空間のためのコツやノウハウを公開するYouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」も人気。