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2018年「新マヨラー」が登場?

2018.05.15

「マヨラー」という言葉が最初に注目されたのは、1990年代半ばのこと。ファッションや音楽など、「流行は20年周期で繰り返す」という見方がありますが、「マヨラー」も同じく、再びブームの兆しを見せているようです。


以前は「何にでもマヨネーズをかける人のこと」を指していた「マヨラー」ですが、ときを経て、マヨネーズのまた違った一面に魅了される「新マヨラー」が周囲でも続々登場。かけて、からめて、といった使い方だけではなく、〈マヨネーズを使うと料理の腕が上がる〉という点に、俄然注目が集まっています。


例えば鶏のから揚げ。最初にマヨネーズをもみ込むことで、揚げたときに中はしっとりジューシー、外はカリッと香ばしく、お店のような出来栄えに! またおべんとうの大定番、厚焼き卵も、マヨネーズを入れて作ると、冷めてもしっとり&柔らかな食感をキープ。ほかにも、チャーハンがパラッと仕上がる、かき揚げがサクサク食感になる、照り焼きのこくとツヤが増す、などなど、マヨネーズでたちまち料理上手になる技がたくさん!


そのなかでも、毎日のおかずに、おつまみに、おべんとうにと重宝するおすすめレシピがこちら。

肉汁ジュワ~なミニハンバーグ


材料(2人分)


合びき肉 200g
玉ねぎ 1/2個


たね用
  マヨネーズ 大さじ2
塩、こしょう、あればナツメッグ 各少々


たれ
酒、砂糖、しょうゆ 各小さじ2

仕上げ用のマヨネーズ 適宜


万能ねぎの小口切り 適宜


サラダ油

作り方

1
たねを作る。玉ねぎはみじん切りにする。耐熱容器に入れてラップをふんわりとかけ、電子レンジで約3分加熱し、さます。

2
ボールにひき肉、1の玉ねぎ、たね用の材料を入れ、粘りが出るまで手でよく練り混ぜる。1/6量ずつ、円形に形を整える。たれの材料を混ぜ合わせる。


3
フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、たねを並べ入れる。弱めの中火にし、焼き色がつくまで2~3分焼いて裏返す。ペーパータオルで余分な油と拭き取ってから水大さじ3を回し入れ、ふたをして5分ほど蒸し焼きにする。


3
たれを回し入れて中火にし、照りが出るまで煮からめる。器に盛ってマヨネーズを線を描くようにかけ、万能ねぎをふる。


たねにマヨネーズを混ぜ込むとふっくらジューシーに仕上がる上、さめても柔らか。また甘辛い照り焼きだれ+マヨの相性も最高! ご飯にもパンにも合う味わいも魅力です。中にうずらの卵やプチトマト、ブロッコリーなどを入れたり、大きめに作ったり、ひき肉を鶏肉に代えたり、といったアレンジも楽しめますよ。


料理・スタイリング/市沢衣久 撮影/ナカムラ ユウコ 文/編集部・宮川

(『味つけラクラクCooking 1 マヨネーズは技の宝庫!』(オレンジページ刊)より)

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