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幻の超高級蟹『間人ガニ』を味わい尽くしてきました/京都の海の美食をオレぺエディターがレポ

2024.12.12

魅力たっぷりの京都の知られざる冬の美食をご存じですか? 今回、オレペエディターのchai hana*さんがプレスツアーに参加。レポートをお届けします。



先日、オレペエディターとして「海の京都」で味わう冬の美食ツアーに参加させていただきました。
京都の北部、日本海に面したエリアを「海の京都」といいますが、京都南部在住の私はときどき、ドライブを兼ねてこの界隈に足を延ばすことがあります。
春、夏にかけて伺うことが多く、かにのシーズンは初めてなので期待を胸に参加させていただきました!

今回のツアーのメインはなんといってもこれから旬を迎えるかに!
ふだんなかなか、食卓に上がることはなく...…、どのように水揚げされ、流通するのか、興味津々。
今回の行程では“せり見学”も含まれていたので、まずはそちらからレポート!

今回訪れたのは舞鶴地方卸売市場(ほかには宮津、網野、間人、伊根に卸売市場あり)。
到着は9:30ごろ、すでに出荷されてきた魚たちが並びはじめ、仲買人たちが魚を待ちわびている様子。
案内人のかたからいろいろとレクチャーを受け、さ! “せり”の開始です!

どの業界も若い担い手不足に苦労されているかと思いますが、今日は「オーイ!」と開始の声かけをする男性、その横で値段を記録する女性ともにお若いかたで、ちょっと安心したりして....…。
実際見ると、そのやり取りの迫力、かっこいい。
声かけする男性は手もとを見ず、言い値と仲買人の番号をメモしながら、また仲買人のハンドサイン、競り落としたときの表情と、その逆の表情、あっという間のやり取りはまるでライブを見ているようでした。
珍しい魚も。どのように調理するのがおすすめか教えてもらったので、これから市場で出会うのが楽しみ。
いまではアプリで“入札”も行われているそうです。ここでもITの活用、進化していますね。

参加日はあいにく、しけ続きだったこともあり、かにの競りは行われなかったのですが、水揚げされて市場に出る準備をしているかにを見せていただきました。

舞鶴でとれるかには“舞鶴かに”、間人でとれるかには“間人ガニ”と商標登録に違いがあるのだそう。
かにの大きさなどから雄には【タグ】がついているの、見たことありますか?
なんとなくついているような……な印象ですが、な印象ですが、京都府産のズワイガニには緑のタグがついているんです。でも、今回注目したいのは白プレート(QRコード + シリアルナンバー)

このご時世、産地偽装ではないですが出所が確かなブランドがにだと判別できるよう、QRコードを読み取ると、水揚げ日、漁港名、漁船名などが表示されるようになっています。
安心して購入できるのは、ありがたい工夫です。
かにが高価な理由もレクチャーから納得。
まずはその漁法、底引き網でこの仕かけがとんでもない費用を要していること。操業自体も数時間などではないうえに自然が相手、しけのときは命懸け
つめひとつでももげてしまうとそれだけで価値も下がりますから、高値、あらためて納得です。

そんなブランドがにをいただきに、ついに、ついに……試食会場となるホテルへ移動。
宴会場には、これでもか! というほどの、「海の京都」を代表する京都府産ズワイガニ(今回は間人ガニでした!)、ぶり、さわら、甘鯛、鬼海老、さざえなどがズラリ!
KISSUIENの山本料理長自ら、かにをさばいて刺し身、焼きがにに。甲羅焼きやかにの天ぷら、かにしゃぶのだしからいただく雑炊と、ふだん「ゆでがに」としてしか調理しない私にとって、なんとぜいたくなラインナップ。

ここには紹介しきれないほどのお料理がズラリと並び、テーブルの往復、忙しかったです。
本当はもう1ヵ所、間人地方卸売市場に立ち寄る予定でしたが、自然がお相手、しけで市場が立たないとのことで急遽、地元の人の台所でもある橘商店へ。
お総菜や、干物、その場で湯がいたかにも販売されています。
個人的には去年、宮津で干物体験に参加したことがあるので、その際の思い出がよみがえりました。
「海の京都」は日本三景の「天橋立」が有名ですが、福知山市などへ足を運べば“山の幸”も堪能できますし、ものづくりもいろいろと盛んです。

今年の冬、もう1回は現地に足を運んで、おいしいかにや魚とともに、日本酒もいただきたい、早くも手帳とにらめっこです。
今回はすてきなツアーに参加させていただき、ありがとうございました!!!

《番外編》
途中立ち寄った休憩所、(私もよく利用する)「道の駅 京丹波 味夢の里」では“大黒本しめじ”をお土産に。
次の日、友達とフリットにしていただきました。おいしかった...…。

編集協力/一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO) 写真・文/オレペエディターchai hana* 編集部・渥美

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