
2018.03.27
※2021年5月19日更新
「そら豆大好き!」「お店でそら豆あるとつい選んじゃう!」という、そら豆ファンのみなさん。塩ゆで以外にも、素材そのものの味が生きる、おいしーい食べ方があるのをご存じでしたか?
『オレンジページ』など雑誌や書籍、新聞などで活躍中の料理家、大庭英子先生。昔から大の空豆好きとのことですが、「じつは私、最近そら豆はゆでずに炒めて食べるのが好きなのよ」と、ちょっと意外な発言。
フライパンで生のままのそら豆を炒めると、ホクホクッとして、何とも魅力的な食感になるのだとか。「それはぜひ試してみたい!」ということで、さっそくレシピを教えていただきました。
色鮮やかでホックホク! そら豆のにんにく炒め
材料(2人分)
そら豆(さやつき) 10~12本(約500g、またはさやから出したもの150g)
にんにく 1かけ
赤唐辛子 1本
塩、こしょう 各少々
オリーブオイル 大さじ1
下ごしらえ
●そら豆はさやから出して皮をむく。皮は芽の出る部分(お歯黒とも呼ばれ、黒っぽくなっていることが多い)につめを入れて開くと、すっとむける。
●にんにくは横に薄切りにしてしんを取り除く。
作り方
1)にんにくをカリッと炒める
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で炒める。にんにくが色よくカリッとしたら一度取り出す。
3)そら豆をさっと炒める
そら豆と赤唐辛子を入れて中火にし、30秒ほど炒める。塩、こしょうで味をととのえ、火を止めてにんにくを戻し入れ、ひと混ぜする。
なんというシンプルさ!これなら、今夜にでもすぐ試せそうですね~。おつまみにもピッタリ。「そら豆は塩ゆで一筋」という頑固なお父さんも、色鮮やかな美しさに、ついつい手を伸ばしそうな予感がします♪
皮を除くのはひと手間ですが、メリットがたくさん。食べやすさはもちろんのこと、調理時間が短くなり、味もよくなじみます。春先の柔らかい豆なら、たった30秒で火が通りますよ!
一度食べたら「そら豆は炒める派」に変わってしまうくらい、やみつきになるおいしさ(^^)旬のそら豆が出回っている間に、ぜひお試しください。
料理/大庭英子、撮影/野口健志、文/編集部・谷本
(『オレンジページCooking 2018 春』オレンジページ刊より)
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