この時期になると店頭を彩る真っ赤なりんご。今年はSNS映えする、うつくしい見た目のアップルパイで楽しむのはいかがでしょうか。
この『オープンアップルパイ』は冷凍パイシートを広げて、りんごをのせて焼くだけなので、作り方は意外にシンプル。オーブンの天板いっぱいに広げて焼いた、迫力のあるビジュアルがたまりません。
作り方を紹介した動画とあわせて、チェックしてみてくださいね♪
『オープンアップルパイ』のレシピ
材料(内寸25x35cmの天板1枚分)
りんご(紅玉)……4~5個(約800g)
冷凍パイシート(10.5x18cm)……3枚
薄力粉……大さじ2
グラニュー糖……45g
バター(食塩不使用)…… 20g
打ち粉用の薄力粉……適宜
溶き卵……適宜
アプリコットジャム……大さじ2~3
下準備
・バターは1cm角に切り、使う直前まで冷蔵庫に入れておく。
・バイシートは室温に10分ほど置き、解凍する。
・アプリコットジャムは万能こし器で裏ごしする。
・オーブン用シートは40x35cmになるように切って重ねる。
・オーブンを200℃に予熱する。
・作業台に打ち粉をまんべんなくふる。
作り方
(1)パイシートをつなぎ合わせてのばす
パイシート1枚は長さを半分に切る(a)。残りの2枚は上下に並べて長辺を1cmずつ重ねる(b)。aをbの短辺に1cm重ねて置く。つなぎ目を手で押さえながらくっつけ、オーブン用シートの中央にのせる。再度パイシート全体に打ち粉をふり、シートのサイズにめん棒でのばす。
(2)パイシートを天板サイズに成形する
オーブン用シートごと天板にのせる。天板のサイズになるよう、パイシートの周囲を内側に折り込みながらくっつけ、縁を作る(こうすると溶けたバターが天板に流れない)。フォークで全体に穴をあける。縁、表面の順に溶き卵を塗り、薄力粉をまんべんなくふる。
(3)りんごを切って並べる
りんごはよく洗って水けを拭く。皮ごと4つ割りにしてしんを取り、縦に幅5mmに切る。りんごを8~9切れずつ、写真のようにパイシートに互い違いになるように並べる。りんごの向きを互い違いにすることで、立体感もアップ。
グラニュー糖を全体にふり、バターを散らす。
(4)オーブンで焼く
200℃のオーブンで25〜30分、こんがりと焼き色がつくまで焼く。小鍋で温めたアプリコットジャムを、刷毛などで表面全体に塗る。オーブン用シートごとケーキクーラーなどにのせ、粗熱を取る。
MEMO
アプリコットジャムがない場合は、グラニュー糖を60gにして同様に焼いてもOK。つや感はなくなりますが、りんごの焼き色が際立つ見た目でかわいいですよ。
パイシートを薄くのばすことで、サクサク感もアップ。バターをたっぷり散らして、リッチな味わいを楽しめます。
『オープンアップルパイ』の作り方を動画でチェック!