
2017.12.25
クリスマスが終わっても忘年会に、新年会。
年末年始の宴はまだまだ続きます。
家に人を呼んでおもてなし、というときに重宝する「刺し身」。
でも刺し身の盛り合わせパックを買ってきて、大皿に盛りかえたとたん、「あれ、なんだかパッとしない……」なんてことも。
そんなかなしい事態にならず、刺し身を〈きちんと〉盛りつけるためのテクニックを伝授しちゃいます。これさえ覚えておけば、こんな美しい盛りつけがおうちで!
用意するのは、直径30cmほどの大皿と、「つま」!
そう、ふだんぞんざいな扱いをしがちな「つま」が大活躍してくれるんです。
さらに、大根のつまにもう1素材たして、「2色つま」を作れば、彩りもプラスされて◎!
刺し身の〈きちんと盛り〉のポイントは、何といっても「ぺたっと平面的にならずに、立体感を出すこと」。
そのためには……
【1】まずは、つまを先に配置して、バランスを決める
【2】次に、刺し身をつまに立てかけて盛る
この2点を守れば、ばっちり〈きちんと感〉のある盛りつけができますよ。
2色つまの上に青じその葉を敷いたり、仕上げに花穂じそを散らしたりすれば、ぐんと華やかな見た目に!
「せん切りがめんどう……」なんていうズボラさんは、大根+スプラウトで「2色つま」にしても。さらに、つまの配置を円形にすれば、新鮮な印象でインパクトのあるひと皿に。
盛りつけが美しいと、よりおいしそうに見えるもの。〈きちんと盛り〉をマスターして、素敵におもてなししちゃいましょう♪
(『オレンジページ』2018年1月2日号より)
料理/高山かづえ 撮影/岡本真直 文/編集部・清水祥子
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