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「とりあえずアルコールスプレー」はちょっと待って!食中毒予防の調理習慣をチェック

2024.07.30

夏の料理で特に気をつけたいのが食中毒。手洗いや除菌スプレー、加熱調理をしておけば安心、と思っていませんか?「とりあえずやっておけばOK」と思い込んで間違った方法を続けていると、食品のいたみや食中毒につながる恐れが!

そこで今回は、正しい手洗い、加熱、除菌スプレーの使い方をご紹介します。

調理前だけではなく、調理中・調理後の手洗いも大事!


衛生上、推奨されている手洗いのタイミングは、①調理前、②生の肉や魚、卵を扱う前後、③食事前、④残った食品を扱う前の4回。特に生の肉や魚を扱ったあとは、水洗いだけでは菌を落としきれないので、必ず石けんを使って洗うこと。

カレーやシチュー、みそ汁などの常温放置は危険!


「ウェルシュ菌」という食中毒菌は、酸素のないところで増殖し、熱に非常に強い殻(芽が胞ほう)をつくります。加熱後のカレーやシチュー、みそ汁などを鍋に入れたまま常温放置⇔加熱を繰り返していると、どんどん菌が増えていくので要注意。保存する場合は、小分けにして冷蔵または冷凍室へ。再加熱するときは、上下をよくかき混ぜて、空気(酸素)を入れるようにして。

アルコールスプレーは、水分が残っていると効果が半減!


調理器具や調理台など、スプレーする場所に水分が残っていると、アルコール濃度が下がり、充分な殺菌効果が得られません。除菌用アルコールスプレーを使用する際は、調理台や調理器具が乾いた状態で吹きつけるのが効果的。


「手洗いは最初しかしてなかったかも」「濡れたまな板に除菌スプレーかけちゃってたかも」と思い当たる人は要注意!今日からぜひ、正しい方法で実践してみて。

取材協力/公益社団法人日本食品衛生協会 調理・スタイリング/下條絵美 撮影/佐山順丸 原文/太田順子 文/編集部・吉藤

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