髪の大敵、湿気の季節はすぐそこ。梅雨時期になると髪が広がったりうねったり、人によってはぺしゃんこになり……朝の忙しい時間に涙目になる方も多いのでは。今回は「広がる・うねる」お悩みに対して、朝の短い時間で直すテク4選を、悩み別に紹介します。
髪のうねりにお悩みの方は…
テク①うねりの強さに合わせた、ひっぱる&ドライヤーテクで解決

うねった髪をひっぱりながらドライヤーを当てる。うねりが気になる髪をひと束ずつとり、まっすぐひっぱりながら、根元にドライヤーの温風を10秒、冷風を10秒当てると、スピーディにうねりを直すことができます。ちなみに、後頭部のうねりはシャンプー後のドライヤーで乾かしきれていないことが原因の場合も。
さらにうねりが強いときは…

髪の根元だけ水でぬらしてから髪の根元を指で左右に揺らしながらドライヤーの温風を当てる。あとは上記と同様にする。
ポイント
時間がないときは前髪だけクセを直す
前髪にクセが残っていると、お疲れ感が増して見えます。時間がないときは前髪だけでもクセを直しましょう。やり方は上記と同様、クセが気になる髪をまっすぐひっぱりながら根元にドライヤーを当てます。
テク②老け見えしないひとつ結びでおしゃれにごまかす

ロングやセミロングならまとめ髪でごまかすのも手。
ただし、ぎゅっと結んだだけではやぼったく見えることが。おしゃれに見せるにはまず、分け目を一直線にしないこと。
髪にスタイリング剤をもみ込んだ後、左右の髪を指でつまんでジグザグに交差させ、分け目を隠します。
髪をひとつに結びます。後頭部の髪を2~3カ所つまんで引き出すと、立体感のあるおしゃれなフォルムに。髪ゴムの上にバレッタやシュシュをつけるとさらに◎。
髪の広がりにお悩みの方は…便利アイテムを賢く使って、簡単&時短にスタイリング
テク①便利なアイテムを賢く使って簡単&時短にスタイリング
髪の表面に熱を加えるとキューティクルが整い、短時間でまとまりのあるツヤツヤの髪に。一般的には挟むタイプのヘアアイロンを使うことが多いですが、初心者なら熱源が手に触れにくいブラシ型がおすすめ。
熱板プレートが肌に触れにくいブラシ型のアイロン。とかすだけで髪の広がりを抑え、ツヤやかな髪に。内巻きも簡単にできます。
●クレイツイオン®ロールブラシアイロンキャッチ&カール 26mm 10164円/ディノス https://www.dinos.co.jp
テク②「ほにゃ毛」はハード系のスタイリング剤&コームで解決!
髪の表面に浮いてくる短い「ほにゃ毛」。湿気が多いと数が増え、清潔感のない疲れた印象に見えてしまいます。気づいたらすぐに直せるよう、外出先でもできる簡単なお直し方法を覚えておきましょう。
ハード系のスタイリングスプレーをコームの柄にかけて、コームの柄で髪の表面をなでると、浮いた毛が落ち着きます。出かける前の予防にも。
髪をバリバリに固めず、やわらかい動きやニュアンスをそのまま自然にキープ。小さいサイズで持ち運びにも便利。
●ケープ ナチュラル&キープ 無香料 50g 313円(編集部調べ)/花王 ☎0120-165-692
ポイント
スタイリング剤はいつもより多めに。
うねる、広がるタイプの人は、スタイング剤をやや多めに使うほうが、「ふた」の効果が発揮しやすくなります。近年は、ベタつきを軽減させた使いやすいものも増えているので、臆せずトライしてみて。
自分の髪悩みに合った解決方法をマスターして、今年こそ梅雨を快適に過ごしましょう!