2019.06.13
ついに梅雨の季節が到来! ジメジメするこの時期気になることといえば、食品のいたみが早くなること……。
東京農業大学元教授の徳江千代子先生によれば、梅雨どきには「温度」「水分」「細菌やカビなどの微生物」「コウゾウムシや粉ダニといった虫」の原因が顕著になり、食品がよりいたみやすくなってしまうのだそう。
逆にいえば、それらの対策をきちんとすれば、梅雨どきの食品保存も怖いものなし!
それぞれの原因に打ち勝つための方法を、さっそくご紹介します!
1 「温度」に勝つには……根菜や夏野菜も野菜室に入れる!
玉ねぎやじゃがいもなどの根菜・いも類は、通常は常温で保存できます。
またトマトやきゅうり、なすなどの夏野菜は、冷蔵庫に入れると低温障害を起こして風味や食感が落ちやすいため、やはり常温保存向き。
しかし気温が高くなるこの時期は、こうした野菜も常温ではいたみが早くなってしまうので、冷蔵庫の野菜室に入れるのが得策です。
2 「水分」に勝つには……蒸らさないように保存する!
湿度が高いこの時期は、野菜の蒸れに要注意。
買ってから4日間以上経ってから使う場合は、水けを拭いた野菜を1個ずつペーパータオルや新聞紙に包んで、ポリ袋に入れます。
まとめて包むと、一つがいたんだ場合に他のものもわるくなってしまうので、「1個ずつ」が鉄則。蒸れないように、袋の口はゆるく閉じて。
3 「微生物」に勝つには……調味料の注ぎ口を清潔に保つ!
この時期、微生物が好むのは調味料の注ぎ口。
調味料を使ったあとは、注ぎ口のまわりをティッシュなどでさっと拭いて、つねに清潔に保つ習慣をつけましょう。
なお開封後は要冷蔵のたれやソースはもちろん、しょうゆやみりんなども、この時期は冷蔵庫で保存するのがベストです。
4 「虫」に勝つには……スパイスやハーブを活用する!
虫よけには、防虫効果がある成分を含む唐辛子やローリエを利用するといいでしょう。
唐辛子やローリエをそのまま、あるいはだし用パックなどに入れて、米や雑穀の中に入れたり、粉類の袋のそばに置いて保存します。
米10kgにつき唐辛子なら5本、ローリエなら5枚が目安。
この4つの「必勝法」を実践すれば、食品がぐっと長もちするはず! ぜひ試してみてください~。
監修/徳江千代子 イラスト/香川尚子 文/編集部・木村
(『オレンジページ』2019年6/17号より)
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