いよいよ思春期に突入した長男の、洗面台に立つ回数、滞在時間が増して、悩ましいです。
朝シャンに始まり、あきらかに学校に遅刻では……と思われる時間ギリギリまで、ずーーーーーーっとドライヤーで髪をいじっています。少し前までは自然乾燥だったのに、です。
そこで、DAISOで見つけたマイクロファイバー製のヘアドライ手袋を使ってみたら? と長男に買ってみました。
遅刻もさることながら、ただでさえ高い電気代がさらに上がるのではと、胃がキリキリと痛んでいたところだったので、期待は高まります。

吸水性や速乾性に優れているといわれる、ナイロン・ポリエステル混紡生地。フックがついているので、「吊るす・かける収納」もできます。

表はふわふわ。

一枚仕立てで裏地はありません。中に手を入れたときの操作性がよく、頭や髪の感触がわかりやすいのがいいですね。

さっそく使ってもらいました。19cm×0.5cm×24で、高学年の子どもの手にも大きすぎる感じはありません。
ここで初めて「頭の左側は左手で、右側は右手で乾かしている」と長男ったら、驚きの二刀流、ヘアドライ界の大谷選手であることが判明。知りませんでした。
ということで、まずは左手からスタート!

いわゆるタオルドライの手袋版。ですがタオルドライとドライヤーを二段階にするのではなく、一度にやってしまえるのがこの手袋のメリットです。
手袋を装着したら、5本指を使い、ワシャワシャと髪をあっちへこっちへとかきわけたり、つまんだりしながら、ドライヤーの温風を当てて乾かしていきます。すると、手袋自体が自然に水分を吸ってくれるんです。

髪が長くはないということもありますが、それにしても、もう乾いています。ここまでで1分経ったかな? というくらい。

手袋が水分をふくんでいるのは、表面の毛が寝ていることで明らか。でも手のひらにまで水けが伝わることはなかったと長男は言っていました。

右側は右手で。

こんなふうに、左右どちらの手でも使えるカタチなので、装着する手を変えても違和感はないようす。

ヘアドライにかかった時間を計ってみたのですが、3分49秒でした。
えー、ぜったい早くなっている気がする。
あらためて、別の日に手袋なしで計測してみたところ、

5分15秒! 1分半近い差がつきました。
大したことないと思うなかれ。朝の1分半って貴重ですし、1カ月で考えたら、30分以上になりますからね。その時間に問題集の何ページか進められる、英単語を10、覚えられると考えたら、大切にしたい1分半です。

はい、こうしておけば手袋自体、すぐ乾きます。ぜひ時短グッズにいかがでしょうか?
この記事を書いたのは……
中嶋茉莉花
フリーランスエディター。大手出版社勤務後、独立。ファッション編集部出身だが、最近はライフスタイル企画を中心に、食企画も多く担当。仕事を通して出会う方々のすまいやキッチンで見つけたアイデアを参考にして、100円ショップでは重箱の隅をつつき、高見えするグッズを探しています。
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