
油大さじ2の油で感動のカリカリ食感!揚げずにできる「油淋鶏」レシピ、教えます。

「油淋鶏って揚げないと作れなくてちょっと大変……」と思っていませんか?
実は、油はたったの大さじ2でOK! しかも、しっかりカリカリに仕上がるんです。
秘密は「片栗粉の二度づけ」と「すきまぶた」テク。後片づけもラクラクで、忙しい日にもぴったりの救世主おかずです!
『カリカリ油淋鶏』のレシピ

材料(2人分)
鶏もも肉(大)……1枚(約300g)
レタスの葉の細切り……2枚分
〈たれ〉
砂糖、しょうゆ、酢、水……各大さじ1
しょうがのすりおろし、ごま油……各小さじ1
にんにくのすりおろし……小さじ1/2
ねぎのみじん切り……大さじ2
塩 酒 片栗粉 サラダ油
作り方
1. 鶏肉に切り込みを入れる

鶏肉は余分な脂を取り除き、厚い部分に切り込みを入れて開き、平らにする。塩小さじ1/4、酒大さじ1をもみ込み、片栗粉大さじ1を全体にもみ込んでなじませる。
2. 片栗粉を二度づけする

さらに鶏肉に片栗粉大さじ2をまぶし、しっかりと手で押さえる。
1 の調味料がなじんだ片栗粉はのりの役割に。2 の片栗粉がしっかりはりつき、カリカリのころもになります。
3. 大さじ2の油で揚げ焼きにする

フライパンにサラダ油大さじ2を広げ、中火にかける。鶏肉を皮目を下にして入れ、弱めの中火で5分焼く。
油はたったこれだけ!
4. すきまぶたでカリッと焼く

鶏肉を裏返し、フライパンとふたの間にすきまができるように、菜箸をのせてから、ふたをしてさらに5分焼く。ふたを横にずらしながらはずし(ふたを立てると、水滴が落ちて油がはねるので注意)、鶏肉を取り出して油をきる。食べやすく切り、レタスを敷いた器に盛る。たれの材料を混ぜてかける。
でき上がり!

カリカリキープのポイントは「すきまぶた」

ふたの間にすきまを作ることで、油はねを防ぎながらも、蒸気でべちゃっとせず、カリッとしたころもをキープできます。後片づけもラクチンですよ♪
料理家/上田淳子 撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリング/朴玲愛 文/編集部・田中