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近くの小学5年生がコンポスト体験に来てくれました!【港区コミュニティコンポスト】

2021.12.10

 11月某日、港区立桜田公園で、御成門(おなりもん)小学校の5年生が「港区コミュニティコンポスト」を体験しに来てくれました。森ビル(株)がプロデュースする総合学習支援の一環で、新虎エリアマネジメントと、(株)オレンジページ、ローカルフードサイクリング(株)が協力して、プログラムを運営しました。


晴天に恵まれ、公園でスケッチブックを使いながら、青空教室の始まりです。ちなみに、コンポストを自宅で使っている生徒さんは20名中0人でした。コンポストはいろんな形状のタイプがありますが、今回はバッグ型コンポストを例に説明していきます。
「コンポストに入れていいものは?」というクイズに、みんなの手が挙がる!
 
【コンポストを使った「食の循環」】
1.コンポストに、生ごみを入れる ⇒生ごみの運搬・焼却にかかる燃料、焼却時に発生するCO2の削減につながる
2.コンポストの中で生ごみが分解され、堆肥ができる ⇒役立つ資源になる
3.できた堆肥は、自宅のガーデニングや連携先の畑で野菜を育てるのに活用
4.大きくなった野菜を収穫して、食べると生ごみが出る(⇒1へ)
とぐるぐるつながっていく中で、ごみが出にくくなり、Co2削減に貢献できるという説明に、生徒さんが大きくうなずいてくれます。
イラスト提供/ローカルフードサイクリング株式会社
 
【いざ、コンポストを体験!】
使用前のコンポストの基材は、明るい茶色でカサカサしていますが、生ごみと混ざるとどうなっていくか、じっくり見てみました。バッグの中では、見えない微生物によって、生ごみの分解が盛んに進んでいます。生徒さんたちはスコップで掘り返し、観察。
体験のため、御成門小学校の給食で出た生ごみも、コンポストの中に投入しましたよ。
みんな、コンポストの中身に興味津々です。
生ごみのにおいは? ⇒ 変なにおいはしないね。土みたい。
バッグの重さは? ⇒ 重い。私は軽く感じたよ、などさまざま。
中に混ざっていたごみは? ⇒ にんじんの皮、ぶどうが付いていた軸、葉っぱ、鶏の骨(!)、卵の殻……。
微生物が生ごみを分解するとき、熱を出すのだけれど、温度は? 
⇒ 丸い温度計を刺してみたら30度ぐらい。気温が17度前後だったので、だいぶ温かいね。別のバッグは60度もあって湯気が出るほど。

 
【ここで小学生のみんなに出題です!】
こうしてそれぞれの家やオフィスで作られたバッグ型コンポストの堆肥を持ち寄って、この公園の大型のコンポストに集め、さらに熟成を進めるのですが、さあ、問題です! いったいその大型のコンポストは、公園のどこに作られたでしょうか?
正解はみんなの後ろの、大きな木の箱です!() 
ふだんはカギがかかっていますが、今後、参加者がコンポストの堆肥を持ち寄って中に投入し、「港区コミュニティコンポスト」の堆肥を育てます。ここで作られた堆肥は、それぞれのご自宅や、近隣のお花を植える活動に利用する予定。
最後に、住んでいる町の公園をステキにしようと、チューリップの球根を生徒さんみんなで花壇に植えてくれました。春の開花が楽しみですね!
港区コミュニティコンポストに関心を持ってくれる小学生が増えてうれしい限りです! また桜田公園に来てくださいね。
 
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