
魅惑の国【クロアチア】にいってきた話①

先日、レシピ考案のために
クロアチアとスロベニアを訪れてきました!

クロアチアは今回で2回目だったのですが、
何度行ったってイイネ!!!
それくらい、魅力がぎゅっと詰まっていて…!!
自然豊かで、程よく都会で
治安もいいし、食べ物も美味しい!
特にクロアチアのプーラで食べたジェラートは格別でした…。
今回はクロアチアをメインとしながら
クロアチアとスロベニアの魅力を紹介していきたいと思います!
【クロアチアってどんな国?】
私が思うクロアチアはこのひと言に尽きる!
「ヨーロッパの良いところをぎゅっと1つに詰め込んだような国」
まさにいいとこ取り。
場所はイタリアのちょうどお向かいで
中世の面影や街並みを残しながら
今も成長を続けている見所たっぷりな国なんです…!

また『魔女の宅急便』や『紅の豚』の舞台になったと言われているドゥブロヴニクもあり観光地としても親しまれています。
今回はそのドゥブロヴニクも紹介していきますね!
まずはクロアチアの基本情報です~!
【クロアチアの基本情報】
〈首都〉ザグレブ(Zagreb)
〈日本との時差〉-7時間(サマータイムの関係により異なる)
〈通貨〉ユーロ
〈レート〉1ユーロ=163円(日によって変動有り)
〈飛行時間〉平均16時間~18時間 直行便なし
〈乗り換えルート〉ドイツ、オーストリア、ベルギー、トルコ、カタール等
〈天候〉四季あり 日本と同時期
日本のような蒸し暑さがなくカラッとしている
〈物価〉物によるが日本より高い。特に外食費。
(コーヒーは高くない)
〈クロアチアの交通手段〉トラム、バス、タクシー、電車、船、飛行機、車、自転車、
ベストシーズンは
アドリア海が一番美しく輝く夏!!
日本の夏のような蒸し暑さがなくカラッとしています。
…が…しかしですよ、
今回は現地の方にオススメしていただき、5月中旬に伺いましたが、
5月、超おすすめ!!
むしろ私の中のベストシーズンは5月でした!!
空気が澄んでいて最高に過ごしやすかったです…!
【美食の国と称されるクロアチアで料理を学ぶ】
1日目は、現地のご家庭で家庭料理を教えていただきました!
そして滞在中はこちらに宿泊させていただき、毎日たくさんの料理を学ぶことができました。
ママ、本当にありがとう~~!!
ついたらまず
ウェルカム生ハムとチーズ。

うっはーーー!!
おいしそうー!!!全て好物です。
ピンク色のハムは馬ハムなんですが
馬ハムは、はじめて食べました。
そして名物のチェヴァピ(Ćevapi)も焼いてくれました!!

相変わらずのうまさ!!
こちらはクロアチアに限らず旧ユーゴスラビア地域で広く愛されています!
あ、お店でチェヴァピを食べるなら、
ザグレブにある「Batak Grill」というお店がおすすめです!!
機会があれば、ぜひ行ってみてください!
この日の夕ご飯にリクエストしたのは
Punjena paprika (プニェナ・パプリカ)

パプリカに挽き肉や米を詰めて煮込んだ、
バルカン半島地域の伝統的な料理です!
ルーツはトルコで
ドルマの一種といわれています。
日本ではあまり見かけない
緑のパプリカ(ピーマン)を使っていきます~!

さぁ料理教室のはじまりです!!
ママのママはクロアチアで料理教室を主宰しているみたいで
より丁寧に作り方を教えてくれました…!!
「ポーク(ネック)とヤングビーフをお肉屋さんでミンチにしてもらって、炒めたパンチェッタを加えて(あとお米とか色々入っているけれど)…」

…ママ、すごいね。さすがだ。
そして日本だとなかなかハードルが高いね。
ということで
日本でも手に入りやすい材料にして
レシピ調整してみました!
詳しいポイントはレシピの【MEMO】に記載してありますので
読んでいただけると嬉しいです~!
パプリカはとろっとろ、お肉は驚くほどやわらか。
さらに、パプリカとお肉の旨みがじんわりとスープに溶け込んで、
最後のひと口まで感動のおいしさでした!
ぜひ一度、味わってみてください。
またレシピ動画はInstagramに載せているので、
よかったらのぞいてみてください!
動画の方が分かりやすいかもしれません~!

【ママ直伝の絶品ドルマ】
【材料】
パプリカ 4個
〇牛豚合い挽き肉 400g
〇玉ねぎすりおろし 1個
〇ニンニクすりおろし 3片
〇塩コショウ 小さじ ½
〇お米(炊いてない米) 大さじ2
〇べゲタ 大さじ1
〇パセリ みじん切り 5~10g
〇炭酸水 30ml
油 大さじ2
〈スープ〉
水 1L
トマトペースト 大さじ1
べゲタ 大さじ1(コンソメ顆粒は大さじ2)
お出汁用のソーセージやベーコン あれば
パセリ あれば
マッシュポテト あれば
マスカルポーネ あれば
①パプリカのヘタ部分を親指で内側に押し込み、ヘタを引っ張って種やワタを取り除く。中に残った種は振って穴から出す。
②ボウルに〇を全ていれ、優しく混ぜ合わせる。最後すりおろすのが怖くなった玉ねぎはみじん切りでOK。
③①に②を詰める。中火で熱した鍋に油をひき焼き色をつける。
④③にスープの材料を全て入れ、蓋をして沸騰してから2時間煮込む。(時間のない方は1時間でも良いが、2時間煮込むことで苦味がなくなります)必要であれば分量外の塩コショウで味を整えて完成。マッシュポテトの上にのせ、スープを少しかけて食べてね!
【MEMO】
・残ったスープは炊き込みご飯へ!ご飯とチーズを加えてリゾット(炊いたお米)にしても美味しかった
・②で優しく混ぜ合わせること、③で強い力で詰めこまないこと、炭酸水を入れることでお肉がやわらかくなるとママが言っていました。
・ママはパンチェッタを細かくカットし炒めたものを②の工程で加えていました。
・日本でも作りやすいようにイタリアンパセリ→モスカールドパセリにしています。イタリアンパセリがある方はイタリアンパセリを使用してください。
・ママはスープを煮込む際に、パンチェッタとイタリアンパセリを一緒に加えて煮込んでいました。私はパンチェッタを煮込む勇気がないのでソーセージにしました。
・ドルマはマッシュポテトと食べていました。
・食べる時にマスカルポーネをつけたら美味しかったです。
今回コンソメ顆粒でも代用できるように調整していますが
できればべゲタ(クロアチアのコンソメ)
で作っていただきたいくらいべゲタ推しです!
べゲタはクロアチア生まれの万能調味料(コンソメ)で
炒め物、炊き込みご飯、オーブン焼き、パスタ、
更には天ぷらを食べる時のお塩代わりとしても使える
とっても便利な調味料なんです。
しかもヨーロッパで最も売れている
万能調味料なんですよ~~!!
べゲタはKALDIで手に入ります!
購入された方は
日本のコンソメと同じように使ってOKです!
ただし、使用量はコンソメ顆粒の半量が目安。
例えば日本のレシピで
「コンソメ顆粒 大さじ2」と書かれていた場合は
「ベゲタ 大さじ1」で大体丁度よく仕上がります!

この日は手作りワインをみんなで飲んで、
いい気分のまま、ちょっと遅めの就寝でした。
次の日はバスでスロベニアに!
引き続き、旅の記録をお届けします。
お楽しみにッッ!!