溶岩石みたいな真っ黒パプリカ【パプリカのマリネ】
私がこのパプリカのマリネを初めて食べたのは、20歳の頃。
父と旅したイタリアで入った、小さなレストランでした。
皮までやわらかく、つやつやと光るパプリカ。
ひと口食べると、今まで味わったことがないほど甘く、芳醇で、まるで蜂蜜がかかっているのではと思ったほどでした。
それからほどなくして、働いていたレストランの厨房で、あのパプリカに再会します。
当時は、ときどき厨房に入れてもらい、料理の仕込みを手伝っていました。
シェフの手元をそっと見ていると、パプリカを丸ごと、皮が真っ黒になるまで焼いています。
焼き上がったパプリカを、氷水を張ったボウルに入れた瞬間、ふわっと湯気が立ちました。
シェフは間髪を入れず、パプリカを両手で包み込むようにして、表面の焦げた薄皮をするするとむいていきます。
その鮮やかな手つきに、思わず見入ってしまいました。


黒い皮の下から現れたのは、つややかな果肉。まるで完熟した果物のように見えました。
食べやすい太さに切ったパプリカに、オリーブオイル、白ワインビネガー、塩、こしょうをまとわせ、白い器に盛りつけます。

レストランで出てくるような一皿が、家でも簡単に作れる。
そのことを知ってもらいたくて、5年ほど前からSNSで動画を発信してきました。
多くの方に見ていただき、動画は投稿するたびに300万回再生を記録するほどの反響に。


いつも食べているパプリカが、本当に同じパプリカなの?と思いたくなるほど、焼くと甘く、やわらかく、味わい豊かになります。
ぜひ一度、丸ごと焼いたパプリカのマリネを試してみてください。

・゜゚・【材料】・゜゚・
パプリカ赤 大1個
パプリカ黄 大1個
・゜゚・【ドレッシング】・゜゚・
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2
白ワインビネガー 大さじ1
塩胡椒 適量
塩は割と多めが美味しいです
:・゜゚・【作り方】・゜゚・
①パプリカをアルミや鉄の燃えない串に刺してガスコンロの直火で焼く
丸焦げになっても大丈夫。
火傷はしないように気をつけて下さい。
ちょっと無理だなーと思ったら、パプリカを半分に切って、
ガスコンロで焦げ目がつくくらい焼いてみてね!
②丸焦げになったら、氷水の中に入れて焦げをペロンと落とす
③一皮剥けたパプリカを食べやすい千切りにする
④オリーブオイルと白ワインビネガー
塩胡椒をよく乳化させて、パプリカと和えたら出来上がり!
uma*】ポイント【*uma
🔸氷水は事前に用意しておいてね
🔸千切りは細めの方が美味しいよ
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