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何を贈る? カナダの慣習「お世話になった先生へのギフト」

6月のこのシーズン、カナダでは学年末を迎えます。4歳の娘の通うプリスクールも先週の金曜日が最終日でした。

写真は通学リュックサックと上履き。娘の学校では制服はありますが、通学鞄や靴下の規定はゆるく、ほぼ自由です。

学年末に合わせて、発表会があり、一年の成果を見せてくれました。その成長した姿にうるうる。というか、年を重ねるごとに涙もろくなりませんか。40代半ばの私は、子供たちが会場に入ってくるときには、もう涙がツーっと出ていました(笑)。いつの間にかいろいろできるようになったなぁ。充実した学校生活だったに違いないと感じました。

定番は「ギフトカード」

さて。カナダに来て驚いたのが、クリスマスと学年末、先生にちょっとした贈り物を渡す文化。なになに? いったいどんなものを⁉︎ と最初は困惑したものです。

今回贈ったものをチラッとご紹介します。せっかくなので「日本のものにしよう!」と、日本の雑貨や食べ物が売っているお店(値段は少し高いですが、日本の100均グッズや文房具はわりと手に入やすいです)へ。まずはヘビロテしている三菱鉛筆のジェットストリーム。それと、娘と選んだ付箋にシール。これを機に、日本の文具に親しみをもってもらえたらうれしい! ちなみに、昨年も同様の考えから文具を選びました(笑)。

あとはカナダを代表するブックストア「Indigo」のギフトカード。「ギフトカード=お金」を渡すなんて! と驚きましたが、わりと一般的なよう(渡すかどうかは、あくまで個人の判断に委ねられています)。せっかくなら、有効に使ってもらえるほうがいい。合理的だな、と思い直しました。感謝のメッセージを添え、(日本のセリアで買ったウィリアムモリス柄の袋に入れて)最終日に渡しました。


娘には、「一年よくがんばったで賞」として、約束していた「すみっコ」のぬいぐるみを。29$(3000円ちょっと)ほどしましたが、日本ではいくらなのでしょう。

今週から約2カ月、長い夏休みのはじまりです。この時期は、さまざまなサマースクールが企画されていて、娘も通う予定でいます。そのほかにも、川遊びにキャンプ、夫の故郷に帰省……など、親は忙しくなりますが、ふだんできない、いろいろな経験を積むべく、めいっぱい楽しんでほしいな、と思います。親子でこの夏を楽しむぞ〜。

ゲール道子(カナダ) ゲールミチコ

オレペエディター

カナダ・カルガリーで、カナダ人の夫とふたりの子どもと暮らしています。おいしいものや、めずらしいものを見つけるのが日々の楽しみ。パンやお菓子作り、テレビドラマ鑑賞が好き。後回しにしている体調管理に本腰を入れようと思うこのごろです。
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