
お菓子作ってお茶でも入れよか・奥村 彪生さん

書棚の本をデジタル化しようと
本棚の整理をボチボチ始めました。
ドイツの料理本というのは、椅子というより
ソファーに深く腰掛け、眺めるものであって
A4サイズならまだしも
更に大きな上製本が殆どだ。
これを台所で広げて
「さぁ〜作ってみましょうか❗️」
とは、ならない。
ドイツでは誕生会を重んじ、自分の誕生日には
一族、友達、なんなら御近所さんまで
一同に招き、祝う。
義母なんて人数が多いから、誕生会は
2日に分けていたほど。
誕生日より前に祝ったり、贈り物をするのは
縁起が悪いからタブー。❌
誕生日前夜から0時を境に誕生日を祝う会も
ひと昔は多かったが
コロナ禍してから誕生日会もメッキリ減った。
プレゼントは当たり障りのない花、或いは
ワインが多い。
料理好きな人には料理本。
すぐに枯れてしまう切り花より
良かろうと、私も贈り、贈られる。
誕生日プレゼントを想定にした
料金設定なのか、本屋さんに並ぶ
料理本は25〜30€が圧倒的に多い。この本は5キロ近くもあり、売ろうにも
送料が嵩んで未だ家に残っている。
日本の料理本は理に叶っていて
さすが❗️実用的です。
気になるレシピは写メ。
これをPCのフォルダー別に分けて保存。
書棚の隅にひっそり並んでいた
本を見つけました。
オレンジページのお菓子の本
1990年出版
そして奥村さんの本1997年創刊の
お菓子作ってお茶でも入れよか
21年前、トランクに詰め込んで持ってきた
大切な2冊の本です。
ボロボロになってしまった
オレンジページのお菓子の本
は泣く泣くデジタル化。
奥村さんの本は残しておこうっと。
穏やかで温かい性格であろう
奥村さんの作る「お菓子」のレシピ。
想像するだけで心が穏やかになった。私の作る料理や菓子を
子供達も同じように感じてくれているかと
訊ねてみたら回答は?
「パンチ」「パンチが効いてる」
だった。?
それって褒め言葉なの?
まるで正反対じゃないのか??
奥村さんのレシピに従って
久しぶりに何か作ってみようかな。