
誰かにあげたくなるお菓子づくり! あんこのお花しぼり

Instagramでかわいいお菓子たちの写真を愛でていたら、
お重にぎっしり詰まったお花のお菓子の写真が流れてきた。
そこにはキョーレツなかわいいが詰まっていて、「つくってみたい…!」と思った。
「あんこのお花」
と検索し、すぐにレッスンに申し込んだ。
(お、大人のならいごとに行くぞ…!)
と、当日はわくわくしながら出かけた。
あんこのお花は練った白あんを絞り出してつくる。
さまざまな口金を用いたり、絞り方を工夫することで花びらや花芯を表現する。
おおざっぱな私には取り組むに恐れ多い繊細なお菓子…!
教室でもふんふんひーひーいいながら、まずは白いお花にチャレンジした。




着色には白あんに抹茶や野菜のパウダーを練り込む。
素材にこだわれば子供にも安心して食べさせられるところがいい。
緑なら抹茶、黄色ならかぼちゃやくちなし、その他ビーツや紫芋など、つくりたい色に合わせて粉の量を調整する。
子供の頃の知育菓子(ねるねるねるね?)や図工の時間をノスタルジーに思い出して結構たのしい。


先生のお手本と見比べると何とも粗の多いお花たちだけど、自分のつくったものだけ眺めている分には
「ま、まあまあイケるじゃないか。かわいいじゃないか」
と思えていたのもここまで。
最後は難関のバラに挑戦…!

「む、難しいです…!」
と、すぐに弱音を吐く根気のない生徒はワタシ。
だけどやってみればきっとわかる…!このキモチ…!
バラをつくっているときだけは喋る余裕もカメラを構える余裕もなく。
だからこそ、お重に詰めたときには…



自分で食べるのもいいけれど、これは間違いなく、誰かにあげたくなるお菓子。
季節に合わせて絞るお花を変えれば、また違った雰囲気が楽しめる。
紫陽花や椿もつくってみたいなあ…。
お重は大切に持って帰り、家族の前で広げて「うわあ!」をいただき。
最後は我が家の3歳がお花の部分をむんずと掴んでバクっ…!と口に入れ、
「ママ、すっごく美味しいよ!」
と言ってくれた。
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■あんこのお花について
和はなアートフード協会 末廣由香里
パルコ出版『可愛いお花しぼり あんこのお花練習帖』
■今回レッスンに参加した教室
花乃あん あんこのお花しぼり教室