
夏のジャム、ケチャップ。

今回もジャム作りの話を少しだけ……。
もともと、旬の素材を使って果実酒やジャムを作ることが好きで、趣味というほど熱心ではなかったのですが、それでもマイペースで続けてきました。
これはラズベリージャムです。
初めてジャムを作ったのは約30年前、それは定番のいちごジャム。
これがとってもおいしくできたので、他にどんなものがジャムになるのか調べていくうちに、「ホームキャニング」というものの存在を知りました。
自家製の瓶詰加工や瓶詰保存のことなのですが、季節の素材を瓶に詰めて色とりどりに棚に並べて楽しんでいる方の様子や、見たこともない種類のジャムがある話を読んだりして、一瞬にして虜になっちゃったんです。
果物のジャム以外にも、野菜を使った瓶詰加工があることも知り、それまでは自宅用にジャムや果実酒を少し作る程度だったのが、どんどんとハマってしまって……。
そして、旅先や近所の公園などでマルシェイベントに立ち寄ったのがきっかけで、「ジャムのお店をしてみたいな」とぼんやり考えるように。
そこから、私のジャム作りが本格的にスタートしました。
今は製菓学校でお菓子の勉強をしているので、ジャム作りは1年間お休みしているのですが、去年作った夏の瓶詰写真をいくつか紹介いたしますね。
これはすもものジャム。甘酸っぱくて香りが良いんですよ。
びわのジャム。びわだけだとイマイチ味が良くないなと思ったので、とあるお酒に漬け込んで仕上げました。
夏の豆を使って、すんだあん。豆や野菜は甘いペーストにしたり、ピクルスにしたり、加工方法はたくさんあります。
完熟トマトのケチャップ。
実家のある地域ではお酢も名産のひとつなので、それを使ったケチャップはクセになるおいしさです。トマトもおいしい地域なんですよ。
最後はいちじく。夏も終わりかけた頃にたくさん手に入れて作りました。いちじくでジャムを作ると、かわいいピンク色に。
以上、夏に作った瓶詰たちでした。
これ以外にもたくさんの瓶詰があるので、また次の機会に加工方法と一緒に紹介させていただきますね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。大城恵でした。