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〈物価高を節約で乗り切る〉エンゲル係数が3割超なら家計全体の見直しを!FP指南

食品や日用品の値上げが続き、「節約しているのに、お金が残らない……」と感じている人も多いはず。 

そこで、ぜひチェックしてほしいのが、家計に占める食費の割合を示す〈エンゲル係数〉。ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんに、エンゲル係数の見方と家計見直しのポイントを教えてもらいました。

※2026年6月10日時点の情報です。

エンゲル係数30%超は、家計見直しのサイン!

物価高で食費の負担が増している今、家計全体のバランスを見直す際に役立つのが、支出に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」です。割合が低いほど、貯蓄などに回せるゆとりがあるということ。

2025年の総務省「家計調査」では、2人以上世帯の月平均消費支出(約31万4001円)に対して、エンゲル係数は28.6%と44年ぶりの高水準に。適正値は家族構成や住居形態などで変わりますが、30%を超えていたら家計見直しのサインと考えましょう。

エンゲル係数の計算式

1カ月の食費(外食費を含む)÷1カ月の消費支出※×100=エンゲル係数(%)

※税金・社会保険料・貯蓄を除いた毎月の生活費(家賃、水道光熱費、食費・日用品費、交通・通信費、娯楽費などの総額)。

エンゲル係数が……

25~29%

直近数年間の一般的な水準。食費がかさむ子育て世帯は30%程度までは許容範囲。

30%以上

食費が家計を圧迫中。食費だけを削るのは限界があるため、固定費など全体の見直しが必要。

35%以上

要注意レベル。赤字家計に陥りやすいため、早めの改善を図りましょう。

家計の状況は、家族構成やライフスタイルによってさまざま。エンゲル係数を参考に、わが家に合った支出のバランスを考えてみてくださいね。

教えてくれたのは……飯村久美さん

ファイナンシャルプランナー。FP事務所アイプランニング代表。金融機関在職中にファイナンシャルプランナーの資格を取得し、独立。これまで1200世帯以上の家計診断を手がける。テレビや雑誌等メディア出演、セミナー講師として幅広く活躍中。著書に『貯蓄1000万円の壁』(KADOKAWA)など。

『オレンジページ』2026年7月17日号より)

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監修/飯村久美 イラスト/沼田光太郎 取材・原文/太田順子 文/池田なるみ