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会話が途絶えて沈黙になったら…!『そういえば』で空気を変える、秀島史香流の会話術

会話が途切れて、ふと訪れる沈黙。何か話さなきゃと焦って、余計に言葉が出てこなくなる……そんな経験、ありませんか? とくに、まだ距離のある相手との会話では、その〈間〉が気になってしまうもの。でも実は、沈黙は無理に埋める必要はないのだとか。

力を抜いて会話を楽しむコツを、声で想いを届けるプロ、DJの秀島史香さんに教えていただきました。

会話が途切れても、あせらなくて大丈夫

沈黙は、悪いものではありません。むしろ「ごゆっくりどうぞ」という余裕のあるたたずまいが相手に安心感を与えます。沈黙を笑顔で待つ、あるいは相づちの後にあえて「間」をおくことで、深い共感や思いやりが伝わります。

会話中の沈黙が気になるときは……

新しい話題を探すより、相手の話を「ふくらませる」のがコツ

「何かおもしろい話を」と身構える必要はありません。雑談は話題探しの場ではなく、相手の言葉を広げる場だと考えましょう。「雨が続きますね」と言われたら、「洗濯、困りますよね」「出かけるのがおっくうになっちゃいますね」と、相手の話を〈ふくらませる役〉に回るだけでOK。

沈黙を打開するのに便利な言葉が、「そういえば」。「そういえば、その時計素敵ですね」「そういえば、もうお昼なんですね。おなかすきません?」など思ったこと、目に映ったものを言葉にするだけで、そこからまた会話が動きだします。

言葉に詰まっても大丈夫。そのままの空気ごと楽しむくらいの気持ちで、会話の時間を過ごしてみてくださいね。

『オレンジページ』2026年3月17日号より)

教えてくれたのは……秀島史香さん

DJ・ナレーター。慶應義塾大学在学中にラジオDJデビュー。「SHONAN by the Sea」(Fm yokohama)などのラジオ番組のほか、テレビ、映画、CMなどのナレーション、機内放送、美術館音声ガイドや執筆活動と幅広く活躍。著書に『なぜか聴きたくなる人の話し方』(朝日新聞出版)など。

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監修/秀島史香 取材・原文/太田順子 イラスト/そで山かほ子 文/池田なるみ