【レンチン20分で作れるお煮しめ】2人分の食べ切りサイズ、重ねるだけで本格味に
今年のお正月料理、何にしよう。煮しめは食べたい。でも、少しだけでいいし、時間も手間もかけたくない……。そんなときにちょうどいいのが、レンジで作る煮しめです。
下ごしらえはシンプル、あとは重ねてレンチンするだけ。火を使わずに作れるのに、ちゃんと本格的な味わい。たったの20分で完成するので、忙しい年末年始でも無理のない一品です!
『レンジ煮しめ』のレシピ

材料(2人分)
鶏もも肉(から揚げ用)……150g
こんにゃく……1/2枚(約125g)
にんじん……1/2本(約70g)
れんこん……1/2節(約100g)
生しいたけ……4~5個(約80g)
〈下味〉
ごま油……大さじ1/2
しょうゆ……大さじ2
砂糖……大さじ1
作り方
(1)鶏肉に下味をもみ込む

ボールに〈下味〉の材料を入れて混ぜ、鶏肉を加えてもみ込み、10分おく。
材料の下ごしらえをする
こんにゃくは一口大にちぎり、口径20~21cmの耐熱のボールに入れてふんわりとラップをして、電子レンジ(600W)で2分加熱し、ざるに上げる。にんじんは皮をむき、小さめの乱切りにする。れんこんは皮をむき、一口大の乱切りにして、水にさらして水けをきる。しいたけは石づきを切り、半分にそぎ切りにする。
【POINT】にんじんは梅形に抜いてもOK

幅1cm以下の輪切りにし、抜き型で梅形に抜く。小鍋に入れて、かぶるくらいの水を注ぎ、柔らかくなるまでゆでる。
(2)耐熱のボールに具材を順に入れる

口径20~21cmの耐熱のボールに、にんじん、れんこん、しいたけ、こんにゃくを順に重ねて広げ入れる。鶏肉を汁ごと入れ、ふんわりとラップをする。
(3)レンジで加熱し、混ぜて仕上げる

電子レンジで5分加熱し、一度取り出して全体を混ぜる。ラップをはずして再びレンジで5分加熱し、全体を混ぜ合わせる(にんじんが堅ければ、さらに1分加熱する)。時間があればこのままさまし、ときどき混ぜて煮汁をしっかり吸わせる。
ごま油入りの下味で肉がジューシーに!

レンジ加熱だとパサつきがちな鶏肉が、下味にごま油を入れてもみ込むことで、しっとり、ジューシーな仕上がりに。風味もアップしていいことずくめ!
手間をかけすぎず、きちんとおいしい。そんな煮しめがあれば、お正月の支度も少し肩の力が抜けます。あたたかな食卓とともに、よい新年をお迎えください。
会社勤めをしながら料理研究家を目指し、調理師学校で学ぶ。料理研究家やフードコーディネーターのアシスタントを経て独立。主婦になってから料理の道に入ったため、読者目線の無理のない、作りやすいレシピに定評がある。
(『オレンジページ』2017年1月17日号より)
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料理/小林まさみ 撮影/鈴木泰介 スタイリング/渡会順子 文/池田なるみ








