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【帰省のリアル】帰省しないが6割超え⁉どちらの実家?1338人アンケート結果を公開

年末年始の一大イベント「帰省」。でも、今のライフスタイルは人それぞれ。オレンジページ読者に聞いたところ、なんと「帰省しない」という人が6割以上! 理由は「費用がかかる」「ゆっくりしたい」「することがない」などさまざまです。

オンラインであいさつできる時代、年末年始の帰省にこだわる必要はないのかも……。もちろん「帰省する」という人も。どこに行くのか、どれくらい滞在するのか、そして気になるマナーのポイントもあわせてチェックしてみましょう!

どこに帰省する?

自分の実家のみ…………………………………… 48%
双方の実家……………………………………………38%
配偶者(パートナー)の実家のみ…………14%

自分の実家だけに帰省するという人が約半数と驚きの結果に。「義父母と同居しているので、帰省するのは自分の実家のみ」という人も一定数いました。

滞在期間は?

自分の実家
半日以内………… 28%
日帰り……………… 25%
1泊2日……………… 14%
2泊3日……………… 14%
3泊以上……………… 19%

配偶者の実家
半日以内…………… 32%
日帰り………………… 31%
1泊2日………………… 17%
2泊3日………………… 12%
3泊以上………………… 8%

半日~日帰り程度の短時間で帰省をすます人が多め。宿泊すると互いに気をつかうので、サッと顔を見せるくらいがベストという声も。

【マナーの先生、教えて!】帰省する際の気づかいは?

親が高齢になり、ふとんの準備や掃除が大変になっている可能性も。学生時代の帰省と違うので、自身の実家であっても進んで手伝うくらいの気くばりは忘れずに。おすすめは、エプロンの持参。手伝いを断られたとしても、やる気があることは伝えられます。

セパレート帰省、したことある?

ある………………… 36%
ない………………… 64%

夫婦がそれぞれの実家に一人、または子どもとだけ帰省する「セパレート帰省派」がじわじわ増加中。「実家が狭い」「お休みが少ないから分散して帰省している」など、理由はさまざま。

セパレート帰省なら、夫に気をつかうことなく旧友と遊ぶことができます!(カナさん)

【マナーの先生、教えて!】セパレート帰省は失礼にあたる?

気をつかうから息子と孫だけ帰ってくればいいわ……なんて人もいるので失礼にはあたりませんが、寂しい、嫌われているのかも、と感じる義父母も。事前に話しておくことが大切です。

行かない場合のフォローは?

電話やLINEであいさつの言葉を送りましょう。その後の関係をスムーズにしてくれます。どんなに仲が悪かったとしても、まったく音沙汰ナシというのはNGです。

帰省の形に決まりはありません。大切なのは、無理せず、自分も相手も心地よく過ごすこと。今年の年末年始は、自分らしい過ごし方で、心安らぐ時間をゆったりと楽しんでください。

アドバイスをくれたのは……村山紀子さん

マナー・コミュニケーションインストラクター、日本現代作法会総師範。教育の場でキャリアカウンセリングやマナー指導も行う。冠婚葬祭やテーブルマナーをわかりやすく伝えるYouTubeチャンネル「令嬢養成学校チャンネル」が人気。

『オレンジページ』2026年1月2日号より)

取材・文/和栗 恵 イラスト/黒猫まな子 アンケート対象/オレンジページメンバーズ(回答数:1338 件) 文/池田なるみ