【お年玉のリアルを1338人にアンケート】金額の相場・何歳まで?マナーのプロ監修
やることが山積みで忙しい年末年始。行事のルールやしきたりに頭を悩ませていませんか?
オレンジページ読者のリアルなアンケート結果とともに、マナーのプロである村山紀子さんに正解を教えていただきました!
アンケート対象/オレンジページメンバーズ(回答数:1338件)
お年玉の正解は?
Q1_お年玉、だれかにあげる?あげない?
あげる……44%
あげない……47%
未定……9%
「あげない」派がやや優勢。孫がいる人や親戚づきあいが必要な人は「あげる」と回答しました。
Q2_だれにあげる?
1位 親戚の子ども
2位 自分の子ども
3位 自分の孫
なかには「親に渡す」と答えた人も。「ちなみに、親に渡す場合はお年玉ではなく「お年賀」なのが正解。のしつきの紅白ちょう結びの祝儀袋を用意し、そこにお金を入れて」(村山さん)。
Q3_金額は?
●金額の相場
小学生未満…………………1000円未満
小学校低学年………………1000~2000円
小学校高学年………………2000~3000円
中学生…………………………5000~1万円
高校生…………………………5000~1万円
大学・専門学校生…………1万円以上
社会人…………………あげる必要はない
それぞれ、最も多かった回答がこちら。まだアルバイトができない中学〜高校生に、少し多めに渡す人もいたようです。「後からモヤモヤが積み重ならないよう、親戚どうし、バランスをとることが大切。あらかじめ相談し、小学生ならいくら、高校生はいくら、というように決めておくといいでしょう」(村山さん)。
Q4_ポチ袋は必要?
「お年玉は、神様へのお供えをわける習わしから派生したもの。あらたまった行いであることを学ばせるためにも、ポチ袋に入れて渡しましょう」(村山さん)。
Q5_新札じゃないとダメ?
「相手を思って準備しておいたことを示すマナーとして、できれば新札の用意を。どうしてもの際はできるだけしわのないお札がおすすめです」(村山さん)。
みんなが楽しみにしているお年玉。マナーに沿って、気持ちのよい年始を迎えましょう!
教えてくれたのは……村山紀子さん
マナー・コミュニケーションインストラクター。日本現代作法会会総師範。教育の場でキャリアカウンセリングやマナー指導も行う。冠婚葬祭やテーブルマナーをわかりやすく伝えるYouTubeチャンネル「令嬢養成学校チャンネル」が人気。
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監修/村山紀子 取材・原文/恵 和栗 イラスト/黒猫まな子 文/編集部・鎌形








