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【今話題!】幸せを招くエンディングノートとは?この先の人生に後悔を残さない方法

近年、「エンディングノート」が話題になっています。「終活なんて自分にはまだまだ早い」「健康に不安を感じている高齢者の話でしょ?」と思っている人も多いかもしれませんが、実は早めに書き始めると、その後の人生がグンと充実したものになります
エンディングノートとは、これまでの人生を楽しく振り返り、今後の人生を安心して楽しむための終活ノート。
遺言書のような法的拘束力はありませんが、そのぶん何度でも書き直すことができ、変化する気持ちを都度整理することができます。
いずれ誰かに読んでもらうためものであることを意識して、「感謝」や「愛」を伝える気持ちで書くのがポイント。次の2ステップで書き進めるといいでしょう。

1 これまでの人生を楽しく振り返る

まずは自分の経歴や大切な思い出、これまで支えてくれた人たちについて振り返ります。楽しかったエピソードや思い出の場所、大切な人に伝えたいことなどを記入しましょう。
日々忙しく過ごしていると、つい忘れがちですが、だれの人生にもさまざまなドラマや輝いた日々があるはず。多くの人に支えられ、得てきたものに改めて気づくことで、充足感が得られるでしょう。

また、自分にとって本当に大切なものや好きなことを見直すことで、やり残したこと&これからやりたいことにも気づくことができ、今後の人生に目標や楽しみが生まれ、新たな活力がわきます!

2 「もしも」に備えて必要な情報をまとめる

次に、自分の財産や口座引き落とし情報をとりまとめ、医療や介護、相続、葬儀などに対する考えを整理しておきます。「もしも」のときに家族に迷惑をかけることがなく、この先の不安がなくなることで、心がすっきり軽くなるはず
「終活なんてまだ早い」と思うかたもいるかもしれませんが、いつ何が起こるかは誰にもわかりません。

エンディングノートは「亡くなる前の準備」ではなく、「これからの人生を悔いなく生きるための準備」として書くもの。なので、元気なうちに早めに書き始めることが何より大切。家族と相談しながら書き進めるのもいいでしょう。
これまでの人生に改めて輝きを与え、今後の人生を安心して楽しむのに役立つエンディングノートは、幸せをもたらしてくれるはず。ぜひ、あなたも書いてみませんか。

教えてくれたのは……武藤頼胡さん

終活総合支援士。リンテアライン株式会社代表。一般社団法人100年時代支援機構(同所公式HP)終活研究会上席研究員。「終活」という考えを普及すべく、テレビ、新聞、雑誌などメディアへの出演や掲載多数、全国の自治体などでセミナー講師を担い、その人個人に適した「終活」を提案している。著書に『100歳まで困らない「お金」整理ノート』(主婦と生活社)など。

『幸せの黄色いエンディングノート 写真・手紙・書類をはさめるビニールカバーつき』

★人生を楽しく振り返る&もしもに備える!
これまでの幸せを実感でき、この先の不安を解消する一冊。大切な人や素敵な思い出を振り返ることで充足感が得られ、財産や相続、医療、介護、墓等について記入しておくことで、もしもの時に家族が困らず安心。写真や手紙、書類を挟めるビニールカバーつき。

(『幸せの黄色いエンディングノート 写真・手紙・書類をはさめるビニールカバーつき』より)

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監修/武藤頼胡(終活総合支援士)イラスト/日比野尚子 原稿/編集部・今田