え、天井からカビが降ってくる⁉秋の浴室は要注意。プロが教える、簡単対策法とは?
カビが気になる場所といえば、やっぱり浴室。見えるところはしっかり掃除しているつもりでも、気温も湿度もカビにとって快適な秋はとくに注意が必要。油断していると、天井に潜んでいたカビが「上から降ってくる」なんてことも……。
そこで、家事・掃除アドバイザーの藤原千秋さんに、浴室をカビから守るための対策を教えてもらいました。
〈秋カビ〉とは?
じつはカビの繁殖に適しているのは、気温が20℃以上、湿度が60%以上の環境。台風・長雨で湿度が高く、梅雨どきに増えたカビがそのまま夏を越してしまうと、秋になってさらに増殖してしまうんです。
冬前にしっかり対策しないと、年間を通して繁殖が続くので要注意。今のうちからしっかり対策しておきましょう。
浴室のカビは天井から落ちてくる……!

夏の間暑くて熱がこもりやすかった浴室は危険エリア。カビは胞子になって空気中を浮遊するため、上から下に移動しやすい傾向があります。
そのため、天井にカビが生えると、お風呂場全体にカビがばらまかれているような状態に!
浴室のカビ対策は?
消毒用エタノールを吹きつけたペーパータオルをフローリングワイパーに装着して、天井を拭くことでカビを殺菌することができます。
カビが上から降ってくるなんて……秋の浴室は危険!
天井や目に見えにくい場所も含め、早めに対策して、快適なお風呂時間を守りましょう。
教えてくれたのは……藤原千秋さん
家事・掃除アドバイザー。住宅、家事、育児など住まいまわりの記事を専門に執筆するライターとして20年以上活動。 現在は商品開発アドバイザリーなどの業務にも携わる。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出 版)、『ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆる ハッピー‼』(小社)など監修著書、マスコミ出演多数。
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監修/藤原千秋 イラスト/堀口ティモコ 原文/佐々木紀子 文/池田なるみ












