
【レンジ×オーブンでおいしさ最大化!】クリスマス当日で間に合う『ジューシーローストチキン』のレシピ

今日は待ちに待ったクリスマスイブ。
ケーキよし、プレゼントよし、チキン……忘れてた~!!!
……そんなこともあろうかと!
今からでも間に合う絶品『ローストチキン』のレシピをご用意しましたよ♪
教えてくれたのは、料理家・樋口直哉さん。
科学的な考え方から、料理のおいしさを最大限に引き出すレシピを紹介しています。
今回のおいしさのカギは、レンジとオーブンの合わせワザなんだとか⁉
『樋口式和風ローストチキン』のレシピ

材料(2人分)
鶏骨つきもも肉……2本(約700g)
まいたけ……1パック
さやいんげん……10本(約50g)
〈照り焼きソース〉
にんにくのすりおろし……小さじ1/4
はちみつ……大さじ1と1/2
しょうゆ……大さじ1と1/2
粒マスタード……大さじ1/2
塩……小さじ1/4
下準備
・もも肉は皮目を下にし、骨にそって切り目を入れて開く。全体に塩をふり、15分ほどおいて室温にもどす。
・まいたけは手でほぐす。
・いんげんはへたを切る。
作り方
(1)鶏肉にソースをかけて
照り焼きソースの材料を混ぜる。耐熱皿に鶏肉を皮目を下にして並べ、ソースを全体にかけて。2本で大さじ1と1/2くらいが目安。
(2)電子レンジで下加熱
(1)にふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱。これは、骨のまわりにあるコラーゲンを溶かし、ゼラチン化させるため。ゼラチンが肉の水分を抱え込むことで、ジューシーな仕上がりに!
(3)オーブンで一度目の焼きを
(2)を取り出し、オーブンを230℃に予熱開始。バットにまいたけを広げ、鶏肉を、今度は皮目を上にして並べて。これは、皮を香ばしく焼くため。再びソースを大さじ2くらいかけ、あいたところにいんげんを入れてオーブン(下段)へ。一度目は10分!
(4)やすませたら再び焼き、フィニッシュ!
(3)を取り出して5分やすませる。この間にオーブンを250℃に予熱して。残ったソースをすべてかけ、最後に250℃のオーブン(下段)で5~10分焼く。まいたけ、いんげんとともに器に盛れば、完成!
【POINT】
二度目は5分焼いて様子をみて、たりなければ5分追加を。焦げが心配なときはアルミホイルをかぶせて。
でき上がった『ローストチキン』がこちら!てりてりに輝くソースは、大人も子どもも喜ぶ甘辛味。
鶏肉のうまみとあわさって、口の中にじゅわわっと広がる瞬間は、もう~たまりません!
こんなにもおいしく、お店顔負けに仕上がる理由は、レンジ加熱でジューシーさを引き出す&オーブンで香ばしさをプラスしたから!
これぞ、〈樋口式〉ローストチキンのポイントですね♪
今日明日のクリスマスメニューにはもちろん、年末年始のごちそうにもうってつけの『樋口式和風ローストチキン』。
ぜひお試しください!
教えてくれたのは……、
樋口直哉さん
1981年東京都に生まれ、服部栄養専門学校卒業した後、料理教室助手、フレンチレストラン勤務を経て料理研究家に。作家としても活躍中。
『樋口さん! 定番メニューをおいしく作るコツ 教えてください!』が好評発売中!
(『2023オレンジページCooking冬 「作る、楽しむ、笑う! 冬こそちょっとごちそうを」』より
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料理/樋口直哉 撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリング/樋口直哉 文/編集部・伊藤