
【あじの干物×薬味が合う♪】具だくさん「さっぱり混ぜずし」のレシピ

暑いと思ったら涼しくなったりと、体調管理が難しい残暑の時期。食欲もちょっと落ち気味……というかたにおすすめしたいのが、「混ぜずし」です。酢のおかげでさっぱりと食べやすく、薬味でさわやかな味わいに。具をたっぷり混ぜれば、1品で満足できますよ。
なかでも今回紹介する「あじと枝豆の混ぜずし」は、あじの干物の強いうまみに、たっぷりの薬味がさっぱりと合い、絶品! 干物は電子レンジ加熱してもいいので、火を使わずに作ることもできます。さっそくレシピを見ていきましょう!

あじと枝豆の混ぜずし
【材料(3~4人分)】
米……2合(360ml)
昆布(7×7cm)……1枚
〈すし酢〉
砂糖……大さじ3
酢……大さじ3
塩……小さじ3/4
〈具〉
あじの干物……2枚
冷凍枝豆(むき身・袋の表示どおりに解凍する)……60g
みょうが……2個
青じその葉……6~7枚
たくあん……60g
酒
【下準備】
米は洗ってざるに上げ、炊飯器の内がまに入れる。水を2合の目盛りまで注ぎ、昆布をのせて普通に炊く。
【作り方】
(1)
あじは酒大さじ1をふって5分ほどおき、予熱した魚焼きグリル(片面焼き)で両面を3~4分ずつ焼く(※)。熱いうちに頭と骨を取り除き、粗くほぐす。みょうがは小口切りにする。青じそは軸を落とし、縦4等分に切って重ね、横にせん切りにする。たくあんは1cm角に切る。
※両面焼きの場合は予熱をせず、途中返さずに5~6分焼く。
>>POINT
あじの干物は電子レンジ加熱でもOK。耐熱皿にのせてふんわりとラップをかけ、1分40秒~2分加熱して。
(2)
すし酢の材料を混ぜる。ご飯が炊き上がったら大きめのボールに入れ、熱いうちにすし酢を回しかける。うちわであおぎながらしゃもじで切るように混ぜる。ボールに具を加え、さっくりと混ぜる。
たくあんのポリポリ食感が楽しく、かむほどにさまざまな具材のうまみが広がり、食べ飽きない味わいです。ふだんはもちろん、おもてなしに出してもよろこばれるはず。
切って混ぜるだけの「さっぱり混ぜずし」、ぜひお試しください!
(『オレンジページ』2022年9月2日号より)
【関連記事】
黄金比率の「すし酢」が決め手!基本のちらしずしのレシピ
薬味がどっさり! 絶品『香味野菜のサラダ』のレシピ
甘酸っぱだれとの相性最高! 『揚げなすとあじのねぎだれ』
料理/みない きぬこ 撮影/高杉 純 スタイリング/諸橋昌子 文/編集部・堀部