料理のプロが手放さない「卵焼き器」って？焼き上がりも味も極上の愛用品を特別公開！

朝の定番・卵焼きは、見た目以上に奥が深い料理。だからこそ、プロの料理家たちは〈卵焼き器〉の性能にも一切妥協しません。

焼きやすさ、食感、手入れのしやすさ――毎日の満足を支えてくれる、信頼の一本がここに！

今回は、そんなプロの現場で愛用されている卵焼き器を厳選。美しい仕上がりは、ここから生まれていました。

料理家が使い続けるおすすめ卵焼き器

WESTSIDE33『玉子焼器（銅）』｜飛田和緒さんおすすめ

熱伝導に優れた銅ならではの火まわりのよさで、しっとり、ふっくらとした理想の焼き上がりに。内側には錫引き加工が施され、お手入れもしやすく、永く使いたくなる逸品です。

20年くらいは使っていますが、使えば使うほどよく油がなじんでいく感じ。熱伝導がよく、重さもある程度あって安定します。

飛田和緒さん

★編集部が使ってみた！

ふだんはフッ素樹脂加工のものを使っているのでうまく作れるか緊張しましたが、くっつかずにきれいに焼けました！ 熱伝導率が高いからか、卵焼き自体もかなりおいしい！

ambai（アンバイ）『玉子焼きフライパン角小』｜栗原心平さんおすすめ

使い手にとっていい塩梅（ambai）の卵焼き器。蓄熱性の高い鉄製で、じんわり均一に火が入ります。「角小」は卵1個用、卵2～3個用の「角」、4～6個用の「角大」があり、ライフスタイルに合わせたサイズ展開も魅力です。

5年くらい愛用しています。卵1個で、お弁当にぴったりサイズの卵焼きが焼けますよ。

栗原心平さん

サーモス『デュラブルシリーズ 玉子焼きフライパン KFM-013E』｜しらいのりこさんおすすめ

表面には耐摩耗性にすぐれた〈デュラブルコート〉を採用し、卵焼きの焦げつきを防止。ハンドルは握りやすく、お手入れもラク。扱いやすさと耐久性のバランスがよく、料理初心者から毎日使う人まで、幅広く使える一本です。

フッ素樹脂加工がしっかりしていて、サイズ感もちょうどいい。そして留め具が上についてる点が珍しくて、これがいいんです！　 内側にないので卵焼きの形に影響がなく、汚れもつきにくいですよ。

しらいのりこさん

道具が変わると、卵焼きの仕上がりも気分もぐっと変わるもの。
毎日の朝食がもっと楽しくなりそうです。ぜひお気に入りの一本を見つけてみてくださいね。

（「オレンジページ」2025年7月2日号より）