ビリヤニは、インドやパキスタンで食べられている炊き込みご飯。一度食べたらやみつきになるといわれ、最近は日本でも専門店が登場するなど話題になっています。本来は米(バスマティライス)とカレーを何層にも重ね、時間をかけて炊き上げるもてなし料理ですが、手軽に炊飯器で炊けるようアレンジしました。
じっくり炒めた玉ねぎに、香味野菜、鶏肉、ターメリックを加えて香りよく炒めます。炊き込みご飯の煮汁にもターメリックをダブル使い。レシピは普通の日本米を使っていますが、インドの香り米・バスマティライスで炊くとより本格的になります。その場合、レシピの水の分量を1.5倍(540ml)にしてください。




スパイス&ハーブマスター
遠藤由美さん

黄色の色づけに活躍するショウガ科のスパイス。色素成分クルクミンは油に溶けやすい性質を持っているので、油といっしょに使うとよいでしょう。カレーの色づけはもちろん、野菜や卵などとの相性も抜群です。
日本名で「うこん」と呼ばれる、独特のやや土臭いような香りが特徴のスパイス。カレーなど、黄色に色づけする料理には欠かせません。米3カップに小さじ1/3を入れて炊くと、ターメリックライスになります。
14g 199円(税込み)
料理/重信初江 撮影/鈴木泰介 スタイリング/澤入美佳 取材・文/高丸昌子 熱量・塩分計算/五戸美香(ナッツカンパニー)
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