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味の深みがぜんっぜん違う!プロの『けんちん汁』野菜を炒める順番で仕上がりが変わる

基本の和食

あれこれおかずを作る時間がないときの強い味方といえば、一品でお腹がいっぱいになる「けんちん汁」。材料を炒めて煮るだけと、作り方はいたってシンプルですが、炒める順番をしっかり守ることで、ぐっと深みのある味に仕上がります。

【必ずおいしく! のコツ】

具材は火の通りにくいものから
順に鍋に入れて炒め、
水分を加えて煮ます。

動物性の食材を使わないのが、けんちん汁の特徴。野菜を炒め、香りや風味を引き出してから煮ることで、肉や魚を使わなくても味に深みのある汁ものに仕上がります。また、豆腐は水きりを、油揚げは油抜きをしておくことで味がしっかりなじみます。

基本の『けんちん汁』のレシピ

材料(作りやすい分量)

木綿豆腐……1丁(約300g)
油揚げ(肉厚のもの)……1枚(約30g)
まいたけ……1パック(約100g)
にんじん……1/2本(約70g)
ねぎ……2/3本(約70g)
ごぼう……1/2本(約70g)
だし汁……4カップ
サラダ油……大さじ1
酒……大さじ1
塩……小さじ1
しょうゆ……小さじ1

作り方

ごぼうを回しながら薄くそぐように切る(ささがき)

(1)

野菜の下準備をする。まいたけは食べやすくほぐす。にんじんは皮をむき、幅5mmの半月切りにする。ねぎは横に幅1cmに切る。ごぼうは皮をこそげ、まな板に先を押し当て、包丁を斜めに当てて、ごぼうを回しながら薄くそぐように切る(ささがき)。さっと水にさらし、ざるに上げて水けをきる。

油揚げは耐熱のボールに入れ、熱湯を回しかけて油抜きをする

(2)

豆腐は手で粗くくずし、ペーパータオル2枚ではさむようにして包み、10分ほどおいて水けをきる。油揚げは耐熱のボールに入れ、熱湯を回しかけて油抜きをする。ざるに上げて水けをきり、縦半分に切ってから横に幅2cmに切る。

口径20cmくらいの鍋で炒める

(3)

口径20cmくらいの鍋にサラダ油を強めの中火で熱し、にんじんとごぼうを入れて炒める。油が回ったらまいたけとねぎを加えてさっと炒める。野菜を端に寄せ、あいたところに豆腐と油揚げを入れて2分ほど炒める。

アクを取り、しょうゆで調味する

(4)

だし汁、酒を加え、ひと煮立ちしたらアクを取る。ふたをして弱火にし、10分ほど煮る。野菜が柔らかくなったら塩、しょうゆで調味する。

野菜がしっかりとれる具だくさんのけんちん汁は、晩ごはんの主菜にもなる「おかず汁もの」。さっそく今晩の食卓に取り入れてみてください。

(『オレンジページ』2026年11月2日号より)

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