食品衛生責任者が実践する、これからの季節に欠かせない対策【梅雨(食中毒対策)】
じめじめとした梅雨の季節。
湿度が高くなると、どうしても気になるのが食材の管理や食中毒対策。
私自身、食品衛生責任者の資格をとり、
この時期はいつも以上に気を引き締めてキッチンに立つようにしています。
今回は、大切な家族の健康を守るために、家庭でぜひ見直していただきたい
「食中毒予防の基本」をまとめました。

菌を持ち込まない・増やさないための「8つのルール」
食中毒対策は、難しいことばかりではありません。
日常の習慣を少し変えるだけで、ぐっとリスクを減らすことができます。
1. 買い物と下準備のポイント
- 新鮮な食材を選ぶ:買い物は最後に生鮮食品を選び、できるだけ寄り道せず帰宅しましょう。
- 魚介類は真水で洗う:調理前に真水でよく洗うことで、菌を洗い流すことができます。
- ドリップを逃がさない:生肉や魚介類のドリップが他の食材にかかると汚染の原因になります。冷蔵庫の最下段へ入れましょう。

2. 調理の鉄則
- 中心までよく加熱する:食中毒対策の基本は加熱です。多くの菌は「75℃で1分以上」の加熱で死滅します。二枚貝などノロウイルスの恐れがある場合は、「85〜90℃で90秒以上」を目安にしましょう。
- 交差汚染を防ぐ:未加熱の食材に触れた手や調理器具は、必ず洗浄・消毒を。まな板や包丁を使い分けるのも効果的です。
3. 保存と食事の心得
- 調理後はなるべく早く食べる:菌は時間が経つほど増殖します。作り置きも、なるべく当日中に楽しむのがベストです。
- 前日調理を避ける:前日の残りを保存する場合は、速やかに冷まして冷蔵庫へ。温め直すときは、中心までしっかり火が通るよう、時々かき混ぜながら加熱してください。
- 室温放置は厳禁:室温で放置せず、速やかに冷蔵・冷凍管理を行いましょう。

「整える」ことで生まれる安心
食中毒対策と聞くと身構えてしまいますが、
キッチンを清潔に整えることは、料理をより一層楽しむための第一歩。
これからの季節、賢く、美味しく食事を楽しんでいきましょう!







