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『三日坊主』は脳のせい?脳外科医が教える「やる気」の出し方と挫折しない2つのコツ

新年度、「今年こそ頑張ろう!」と決意したはずなのに、気づけばフェードアウト……。GWが明けると、さらに気力がしぼんでしまうこともありますよね。

実は、モチベーションを保つには、脳の〈やる気物質〉ドーパミンがカギになるそう。脳神経外科医・菅原道仁先生に、「続けられる人」になるためのコツを教えていただきました。

目標はできるだけ具体的に。「否定形」ではなく「肯定形」で

脳には、「シロクマのことを考えるな」と言われると逆にシロクマのことを考えてしまう「シロクマ抑制目録」という性質が。たとえば語学を習得したいとき、「レッスンをサボらないようにする」といった否定形の目標ではなく、「毎週レッスンを受ける」と肯定形にすることで、レッスンをサボる確率は下げられます。

さらに「字幕なしで映画を見られるようになる」など具体的なゴールをイメージすると、ドーパミンが分泌しやすくなります。

自分だけのオリジナルポイントカードを作ってみる

タスクを達成するたびにポイントを加算していく、オリジナルのポイントカードを作ってみては?  たとえば運動を習慣化したいなら、腹筋20回1ポイント、ウォーキング1万歩10ポイントなど自分で基準を設定します。

脳は報酬をもらわないと動きにくい性質があるので、一定のポイントがたまったら、おいしいものを食べに行くとか、旅行に行くなど、「ごほうび」も用意しておきましょう。ゴールが見えてくると、 脳はさらにやる気になります。

小さな達成感やごほうびが、やる気アップのきっかけに。できそうなことから取り入れて、〈3日坊主〉を卒業しちゃいましょう!

『オレンジページ』2025年5月17日号より)

教えてくれたのは ……菅原道仁先生

脳神経外科医。菅原脳神経外科クリニック院長、菅原クリニック 東京脳ドック理事長。現在は、頭痛、めまい、もの忘れ、脳の病気予防の診療を中心に行う。『すぐやる脳』(サンマーク出版)など著書多数。

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監修/菅原道仁 イラスト/いいあい 原文/太田順子 文/池田なるみ