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interview 気になるあの人 タイトルロゴ

さまざまなジャンルで活躍している「あの人」にフィーチャー。今、向き合っていることや日々の暮らしなどについて語っていただきます。 インタビューの記事はこちらもチェック

浜辺美波さん『大切な人との別れをもう会えないより、いつかまた会えると考えていたい』

インタビュー「気になるあの人」
高橋文哉さん『青年期の迷いや葛藤。今の僕だから繊細に等身大で演じられた気がします』

俳優 浜辺美波さん

はまべ みなみ/2000年石川県生まれ。11年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションニュージェネレーション賞を受賞しデビュー。17年映画「君の膵臓をたべたい」に主演し、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞。22年ドラマ「ドクターホワイト」、23年連続テレビ小説「らんまん」、同年映画「ゴジラ-1.0」、26年放送予定の大河ドラマ「豊臣兄弟!」など、話題作への出演が続く。
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大切な人とのお別れを、「もう会えない」より
「いつかまた会える」と考えていたい

10歳でデビューしてから15年間、多彩な役柄を演じ分けてきた浜辺美波さん。「初めて〈死〉というものに演技でしっかり向き合った」と語る新境地が、映画「ほどなく、お別れです」の主人公・清水美空です。タイトルは、葬儀に関するすべての手配と進行を担う葬祭プランナーが、出棺に際し遺族に語りかける言葉。ひょんなことから葬儀会社のインターンとなった美空は、妊婦の妻を亡くした夫や幼い娘を失った夫婦などさまざまな別れの場に立ち会いながら、この言葉にこめられた本当の意味と向き合います。

「脚本を読んだときはとても心が動きました。どのエピソードにも感情移入して苦しくなるけれど、最後はすべてを包み込み、そっと背中を押してくれるような温かさを感じて。これまでお葬式は悲しいイベントだと思っていましたが、感謝にあふれた神聖な場所でもあるんだと印象が変わりました」

じつは美空には〈亡くなった人の声を聴くことができる〉というだれにも打ち明けられない力が。その秘密に気づき葬祭プランナーの道へ導くのが、目黒蓮さん演じる職場の先輩・漆原礼二。厳しく美空を指導する漆原と、持ち前の明るさと素直さで必死に食らいつき、やがて漆原のよき相棒となる美空の関係性も見どころです。

「美空とは年齢も近いですし、現場でどう心が動くかを大切に演じました。ネタバレになるので詳しく言えないのですが(笑)、ラストの漆原さんとの会話が本当に好きなんです。〈お別れ=もう会えない〉わけではなくて、いつかまた会える、そのときまで何を言おうか考えておくという漆原さんの考え方がすてきで、同じ視点を持ちたいと感じました」

別れはだれもが必ず体験するもの。本作への出演で、あらためて周囲に「感謝の気持ちを持ちつづけたい」と感じたと浜辺さん。

「家族から受け継ぎたいことは、今のうちに聞いておくべきだなと。料理でいえば、祖母が作る郷土料理の大根ずし! 自分に子どもができたときも食べさせたい。手間はかかりますが、やっぱり失敗しながら作らないとうまくならないと思うので。最近は地元の調味料を取り寄せ、慣れ親しんだ味に寄せて料理をすることも増えました」


浜辺美波さんイチオシ!

自作の〈いり豆腐〉

作りおきして朝昼晩食べてます!

冷蔵庫に残っている野菜をたっぷり入れて作りおき。油を使わないし、ちょっと胃が疲れていても食べられるのがよくて。「最近野菜が足りないかな」というときも、スプーンでがばがば食べちゃう(笑)。お気に入りの具はねぎとしいたけ。取り寄せしている地元のおしょうゆのほか、少し多めにみりんやはちみつを入れて、甘く仕上げるのがわが家流。体調管理のため、自炊で栄養をとるようにしています。


これに注目!

映画「ほどなく、お別れです」

映画「ほどなく、お別れです」
©2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ©長月天音/小学館

2026年2月6日(金)より全国公開
監督/三木孝浩
脚本監修/岡田惠和
脚本/本田隆朗
音楽/亀田誠治
出演/浜辺美波、目黒 蓮、森田望智、光石 研、鈴木浩介、永作博美、夏木マリほか
配給/東宝

就活で連敗し居場所を見つけられずにいる清水美空は、亡くなった人の声を聴くことができる彼女の力に気づいた葬祭プランナーの漆原礼二に誘われ、葬儀会社「坂東会館」のインターンとして働くことに。二人は遺された人と旅立つ人、それぞれの思いをつなぐ〈最高のお見送り〉をめざす。数々の青春映画を手がける三木孝浩監督のもと、実力派スタッフとキャストが集結して人気小説を実写映画化。全世代に響く感動の人間ドラマ。

浜辺美波さんからの直筆メッセージ

浜辺美波さんからの直筆メッセージ
浜辺美波さんからの直筆メッセージ

『オレンジページ』2026年2月17日号より)

●2026年1月現在の情報です。

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撮影/有坂政晴 取材・文/唐澤理恵 ヘア&メイク/George スタイリング/瀬川結美

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