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【カーニバル】とコスチューム

毎年11月11日11時11分、
カーニバルの妖精ホッぺディッツが目を覚ます。
カーニバル(ドイツ連邦共和国大使館・総領事館HP)シーズンの開幕です。

『好き』か『嫌い』か真っ二つ。

クマ夫、子供達、友人達。
私達の周りにカーニバルを好む者は居らず、
最も盛り上がる、翌年2月頃のバラの月曜日
が近づくと街を離れる友人も。
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2005年11月下旬、帝王切開が避けられず、
なんと医者から提案された手術日は、
11月11日11時11分でした。

緊急オペにより11時11分より1時間遅れたのは幸いした。
新聞に載せられたら、溜まったもんじゃ無い。
手術室にはカーニバルの音楽が流れ、
麻酔科医はピエロの赤い鼻をくっつけて登場。

稀に命を落とすこともあろうに
カーニバルソングは如何なものなの〜⁉️
ベッドの上で訴える間に麻酔が効いて
わたしは夢の中へ落ちていった。

誕生日を尋ねられる度、
カーニバルの妖精『ホッぺディッツ』だと、
いまだに崇められる次男です。?
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長男、幼稚園での初カーニバル。
こちらは、彼此16年も前の話です。

仮装を嫌うのを知って、
いつものように普段着で幼稚園へ送り届けると
先生に不思議がられ、衣装を持っていないと伝えたら
『アラ、可哀想』と言わんばかりに
長男は手を引かれ消えて行った。

お迎えの12時半、園内にはカーニバルソング
が流れ、
女の子はプリンセス、
男の子は海賊や
恐竜、思い思いのコスチュームで
飛び回り
大ハシャギ。

壁を向いて座っている恐竜の息子。
声をかけると目には大粒の涙。

息子ょ、、、気の毒だが、
この州で暮らす以上、避けられんょ。
小学校を卒業し、仮装を強制されることも
なくなり、やっと解放された子供達でした。         
それまで衣装をせっせと縫い続けた私の役目も終わった。
買い足したのはワッペンだけで、
他は全て古いベッドカバーや古布です。
溜め込んでいた衣装も売ってスッキリ。
いずれも思った以上の価格で売れました。??
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カーニバル大好き隣人の衣装は40着を超える。
ひと昔の衣装は何世代に渡っても着続けられるほど
ドイツ製で縫製もしっかりしています。

ボロボロになったベッドカバーにシーツも溜まってきた。
何か縫いたいなぁ〜。

Nä Ömi(ドイツ) ナオミ

オレペエディター
熊みたいなドイツ人夫[クマ夫]と
2人の大学生息子との普通を絵に
描いたようなドイツでの暮らし。
1日の大半は台所。
石臼で挽いた粉で
パン(サワードウ)と
お菓子を焼いています。
畑仕事+インテリア好き、
動きっぱなしの50代後半です。

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